にんにくを食べるとその刺激の強さに舌が痺れることがありませんか?

あまりに強い刺激ゆえに、体に害があるのではないかと思いがちですが、この成分は一体どんなものなのでしょう。

今回はにんにくの強い刺激について調べてみました。

にんにく 舌 しびれ

にんにくの刺激の原因

にんにくの強い刺激の原因は、アリシンという成分にあります。

アリシンの強い抗菌、除菌作用です。

アリシンの抗菌力は8万〜12万倍に薄めてもなお効力が発揮されるくらいの強さのものです。

また、にんにくを切ったり、つぶしたり、すったりして酸化することで起こる強烈な臭いも、アリシンの影響です。

にんにくの刺激の効果

この刺激の効果は絶大です。

にんにくを食べることで、腸の中の悪玉菌を退治し、腸内環境を良くします。

その結果、便秘や下痢などを解消する効果があります。

またアリシンには強い抗菌作用と共に血行を促進する作用、体内の細胞を活性化する作用があるため、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、などに効果のあるほか、快眠作用や疲労回復などの作用もあります。

にんにくにはアリシンのほかにも、ビタミンB1や食物繊維、鉄分、などの働きも合わさり、造血作用や、鎮痛作用、新陳代謝の促進、ホルモン分泌の促進、アンチエイジングなどなど、驚くほどたくさんの効能を持っています。

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にんにくの注意点

驚くほどの効果効能を持つにんにくですが、冒頭にもあるように、とても刺激の強い食材ゆえ、大量摂取をすると体に害を与えてしまう危険性があります。

舌のしびれ、胃のもたれ、皮膚のかゆみ、血圧上昇、肝臓障害、下痢、など、大変危険です。

1日の摂取量は生のにんにくで1片、加熱したものでも2〜3片が限界です。

胃の調子の悪い方や弱い方、子供やお年寄りは特に注意が必要です。

まとめ

とても強い刺激は強い効果効能のあらわれでもありますが、それだけに危険を伴う食材です。

摂取方法に十分注意し、健康に美味しくにんにくをいただきましょう。

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