家庭で栽培しているニンニクは、収穫時期になると乾燥させるために干す作業が必要になります。
しかし、ただ何となく干しているとせっかくのにんにく本体の栄養が抜けてしまうこともあります。
干す方法や期間をご存知ですか?
ニンニクの収穫時期を知ろう
ニンニクを植えたら、収穫時期は楽しみがありますよね。
目安としては葉先が枯れ始めた時期を選べば、問題ありません。
また、ニンニクの芽が出来るので摘んでから、1週間程度が目安です。
乾燥をしっかりさせるためにも、晴れ間を選んで行います。その際に、ニンニクの根っこを持って抜くのがコツです。
根元で折れるのを防ぐからです。
収穫後、土の上でそのまま天日干しをすることで、日持ちを良くするのに役立ちます。
収穫してからの干し方
収穫したら、根を切ります。
根に栄養分が抜けてしまうからです。
また、茎の部分は10~15㎝程度に切り落としておきましょう。
ニンニクの大きさや好みにもよりますが、5~10個をまとめて紐で結びますが、この時、直射日光を避けて日陰に吊るすのがポイントです。
ただし、茎が乾燥してくると抜け落ちてしまう可能性もあるので、しっかりと結ぶようにして下さい。
茎が短い状態の場合にはネットを活用した干し方
茎が極端に短い状態で購入したりした生のニンニクは、そのまま根っこをつけたままで茎ごとネットに入れて、やはり、日陰に干すようにしましょう。
こちらは、手軽に出来る方法です。
知っておきたい乾燥させる期間
ニンニクを干し始めたら、乾燥させる期間の目安としては30~50日程度ですので概ね把握しておく必要があります。
あまりそれ以上干しても、風通しが悪い場所だと湿気でカビが発生したり、そのまま腐ったりしてしまうので、注意をしておきましょう。
あらかじめ、干す前に風通しの良さ、日陰、雨がかからないような場所を決めておけば、失敗を無くせるようになります。
まとめ
収穫をしたら正しい方法で乾燥させることで、長持ちさせるようになるニンニク。
販売されているものより家庭菜園で収穫したものは、より楽しみも広がりますね。
適切な干し方で色々な調理に活用できるようになるでしょう。
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