にんにくを食べるとおならが出るというのはバラエティやアニメなどでよく使われていますが、その原因はにんにくに含まれる成分にあります。
食べ過ぎるとおならが出るだけではなく、下痢などの症状も引き起こしてしまいます。
にんにくを食べるとおならが出る原因
にんにくに含まれている除菌効果が過剰に働いた場合おならが出やすくなる可能性があります。
腸内には悪玉菌と善玉菌という菌がいます。
善玉菌が多いと悪玉菌の数が減って腸内がきれいになります。
悪玉菌は腸内で増加すると便秘や下痢などの症状を起こすようになります。
そして腸の動きが悪くなり、腸のなかで便として出ていかない物が腐ってしまいガスを発生させます。
これがおならとなって出ています。
にんにくの除菌作用により、悪玉菌は減少するのですが過剰に摂取してしまうと、善玉菌も減少させてしまいます。
善玉菌が減ると悪玉菌が増えてしまい、体内にガスが発生しやすくなりおならがでやすくなってしまうのです。
食べ過ぎによるデメリット
おならが出やすくなるだけではなく、口内炎や貧血、下痢、腸や胃などにも障害が出てきます。
食べることで健康によいにんにくですが、その効果は適量を食べた時だからこその効果です。
強い除菌作用は、身体にとって悪い菌だけではなく、良い菌も減少させてしまいます。
それにより下痢や便秘、口内炎を引き起こします。
食欲が増進する効果は、にんにくが胃を刺激しているからです。
過剰に摂取すると、胃を刺激しすぎて胃痛や腹痛の原因になってしまいます。
血液がサラサラになる効果もにんにくにはあります。
食べ過ぎると、血液を構成しているヘモグロビンも減少させてしまいます。
そのため貧血やめまいなどを引き起こしてしまいます。
さらに、血液をサラサラにする効果があるのですが、それは血が固まりにくくなるという事でもあります。
出血をしたときに血が止まりにくくなってしまったりといった弊害がでてきます。
にんにくを食べると鼻血が出るという現象は、鼻のなかにあった傷から血液が固まらないために出てきてしまったからです。
にんにくの効果
にんにくに含まれているアリシンという成分が、健康に効果があるとされている成分です。
抗菌作用や疲労回復、滋養強壮などの効果が期待できます。
疲労回復の効果はビタミンB1を吸収しやすくするという効果によるものです。
血液をサラサラにする効果で血液の流れがよくなり、新陳代謝を高めて神経痛や筋肉痛などの回復効果を生み出しています。
食べすぎなければ、にんにくは健康に良い野菜です。
適量は、生の場合は1欠片程度で、加熱をしたものであればアリシンが減少するので3欠片程度が適量です。
子供の場合は、その半分ぐらいが適量になります。
まとめ
にんにくを食べるとおならが出る原因は善玉菌の減少にあった。
にんにくの持つ良い効果も食べすぎるとデメリットになってしまう。
良い効果は適量をたべてこその効果。
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