カリカリ、パリパリの食感が楽しいらっきょうですが、意外にも健康や美容にもすごく良い食品です。
らっきょう漬けを家で手作りするのは簡単なのでしょうか。
また、作り方の工程で「お湯に浸す」や、「塩漬けにする」意味は何なのでしょうか。
少し調べてみたいと思います。
らっきょう漬けの作り方
らっきょう漬けには、いくつか作り方があります。
基本的な作り方をご紹介します。
①らっきょうの準備
土付きの場合は、土をきれいに洗い、茎と根を切り落とします。
洗いらっきょうの場合はそのまま②へ。
②らっきょうを水洗いする
流水でもみ洗いし、ざるに揚げて水切りします。
③熱湯に浸す
たっぷりの熱湯にざるごとらっきょうを10秒浸し、ざるごと引き揚げ、湯きりします。
この時、水洗いをしないでください。
④漬け汁につける
熱湯で除菌した容器にらっきょうと漬け汁を入れ、漬け込みます。
容器は、酢に強いホーローやガラス製のものが良いでしょう。
昔ながらの本格的な作り方のばあいは・・・
②の工程の後に、
・塩水(目安: 水700cc 塩150g)に漬け、10日から2週間冷暗所に置き、毎日かき混ぜます。
・流水で塩を洗い流したら、たっぷりの水に浸し、ちょろちょろの流水で一昼夜放置し塩抜きをします。
塩抜きの目安は、食べてみて中心に少し塩気が残る程度です。
後は、③の工程から同じです。
お湯の役割と塩漬けの意味
らっきょうを熱湯に10秒ひたすのは、らっきょう表面の雑菌を消毒する意味だそうです。
長期保存する場合は、なるべく殺菌するほうが良いでしょう。
塩漬けするのは、らっきょうの水分を抜き、食感をパリパリにする意味と、腐敗しにくくするためです。
また、塩漬けの工程で、乳酸発酵が進み、より味わい深くなります。
まとめ
塩漬け工程をもう少し簡単にするには、1キロのらっきょうに対し20gの塩をもみこみ、一晩置くという方法もあります。
塩漬けを本格的にするほど、味も美味しく、また日持ちもするようです。
簡単に作った場合は早めにいただきましょう。
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