にんにくは白い色ですが、にんにくを切ってみると中に緑の芽があったり、皮が茶色になっていたり、黒いカビが生えていたりと白以外の色をしていることがあります。
このように白色以外の色をしたにんにくは食べてもいいのでしょうか。
にんにくの芽や芯は食べられます
長期間野菜室の中に放置していたにんにくの中から芽が少しだけで出ていて、ニンニク自体が買ってきたばかりと状態が変わらないのであれば、そのまま芽ごと調理に使って構いません。
ニンニクの芽は本体の中では芯になっています。
芽も芯も調理中焦げやすい部分でもあります。
オリーブオイルや中華料理でにんにくの香味が大事な時には、取り除いた方がよいでしょう。
しかし、芽が成長してにんにく本体が萎びて皮と本体が離れてしまったような状態になると、にんにくは食べられません。
皮が茶色のにんにくは鮮度が落ちています
皮が茶色になっているころには、鮮度が落ちています。
このような状態になっていると、にんにく本体が縮み、皮から本体が離れてスカスカになっています。
食べごろをとうに過ぎていますので、食べないようにしましょう。
皮に黒いカビが生えているにんにくは食べるのをやめた方がいいです
にんにくを買った後に野菜室にいれっぱなしにして、皮に黒いカビが生えてしまったら・・・。
皮をむいて本体が白かったら問題ないという考えもありますが、カビは根を生やします。
健康のためにも食べるのは慎重になった方がよいでしょう。
にんにくを長期保存したい
鮮度が落ちたり、カビが生えたりするようなことがないようするためには、玄関先や軒下など、風通しがよいところにネットに入れた状態で保存したり、1つ1つを新聞紙に包んで野菜室に保存する(1かけ使った場合も同じように保存)といった保存方法をとります。
この場合、保存期間はおおむね2~4週間です。
もっと長期間保存したいというときには、薄皮をつけた状態で冷凍庫保存をする、という方法が効果的です。
1年間保存できます。
まとめ
にんにくの中から緑の芽が生えているのは特に問題はありませんが、皮が茶色、もしくは黒いカビが生えるようでしたら食べられないとみた方がよいでしょう。
保存を工夫すると長期間保存できます。
薄皮をつけた状態で冷凍保存すると1年近くもちますので、しばらくにんにくを使う予定がないのであれば冷凍保存を検討してみてはいかがでしょうか。
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