お肉を焼く時に使えば2倍も3倍もおいしくしてくれるにんにくですが、いったい日本でどのぐらい作られているのでしょうか?
また都道府県の、どの地域でよく収穫されているかなどについてです。
日本ではどのぐらい生産されているの?
日本でのにんにくの収穫量は約2万tです。
国内生産で足りないにんにくは主に中国、アメリカ、スペイン、アルゼンチン、台湾などから輸入されています。
中国からは約1万8千t、アメリカからは約190t程輸入しているようです。
都道府県別の生産量は?
国内での生産量の第1位は青森県で約13000tです。
続いて第2位が香川県で約740tです。
第3位は宮崎県で約540tです。
毎年4位以下はランキングが変動していますが、TOP3はこの地域から変わらない傾向にあるようです。
岩手県や大分県も約300t近く生産されているようです。
日本の北から南まであらゆる地域で生産されているのには驚きですね。
国産のにんにくは69%で青森県が占めていることがわかります。
寒さに負けずしっかりと根を張ることで、あのおいしく香ばしいにんにくが作られているのかと考えると納得できますね。
世界では生産量は何位?
日本は世界で比べてみるとなんとにんにく生産量は第35位になります。
世界のシェアの0.09%程です。
世界の第1位は日本の輸入でもランキング1位の中国となります。
中国のにんにくの生産量はなんと約1916tで79%のシェアです。
にんにくの成長はすごい!
日本でのにんにくの生産は8月末から9月中旬までに植えつけられて、10月にはすでに芽を出す驚異的な生命力なんです。
そして最初の芽が出て1ヶ月もたたないうちに辺り一面が緑一色になるほどの葉で染まるのです。
収穫は葉が枯れる7月に行われるとのことです。
早い段階で葉が出るということは、それだけ太陽の光を浴びて光合成を行いしっかりと成長するということです。
まとめ
収穫量が少ないからこそ国産のにんにくには価値があるように思えます。
生活習慣病予防からダイエットや美容に良いにんにくの生命力で、私たちも疲労回復パワーをもらって元気に過ごしたいですね。
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