「カレーが食べたいのに玉ねぎがない!でも、らっきょうならある・・・」

こんなシチュエーションが実際にあるかどうかは疑問ですが、玉ねぎの代わりにらっきょうを入れてカレーを作ったら、おいしくできるのでしょうか?

玉ねぎ らっきょう 違い

らっきょうも玉ねぎの仲間

らっきょうの原産地は中国です。

平安時代のころに薬用として伝わり、於保美良(おおみら)といわれていたそうです。

その後、江戸時代には食用として栽培され、おもに漬け物として利用されていたようです。

現在も、いろんな漬け物として楽しまれていますね。

らっきょうは玉ねぎと同じく、ヒガンバナ科・ネギ属の多年草です。

ほかに、ニラやニンニクなども同じ仲間ですが、臭いに特徴があるものばかりですね。

そして、その臭いの正体が「硫化アリル」。

「硫化アリル」には「アリシン」という化合物が含まれていて、血流を改善する効果があります。

臭いに効能の秘密があったとは驚きです。

食べ方は甘酢漬けだけではない

らっきょうといえば、甘酢漬け!と思われがちですが、ほかにもおいしい食べ方があるようですよ。

エシャレットとは、通常よりも早く収穫したらっきょうのことです。

このエシャレット、生で食べると最高においしいのです。

生のまま和え物にしてみると、さらにおいしく食べられそうですね。

また、意外なことに、らっきょうは加熱すると甘さが増します

揚げたり焼いたりして食べると、らっきょうとは思えない甘さに驚くはずです。

ただし、加熱しすぎると苦みが強くなるので注意しましょう。

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らっきょうは玉ねぎの代わりになる

さて、肝心ならっきょうを使ったカレーのことですが、作り方は通常のカレーと同じで、玉ねぎをらっきょうに代えるだけです。

最初にみじん切りにしたらっきょうをあめ色になるまで炒めます。

玉ねぎと違ってらっきょうは小さいので、細かく切るのが大変かもしれませんが、頑張りましょう。

あとは、いつものカレーと同じ要領で作ればできあがりです。

そしてその味ですが、らっきょう臭さもなく、むしろ玉ねぎよりも濃厚な味わいでおいしいです。

らっきょうが自己主張することもなく、いつものカレーと違和感はありませんよ。

ぜひ試してみてください。

まとめ

すべての料理において、玉ねぎの代用食材としてらっきょうを使うのは難しいかもしれません。

ですが、カレーでは十分に玉ねぎの代わりとなることができました。

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