収穫時期を迎えたにんにくは、乾燥して保存する必要があります。
しかし、ただ何となく干していると言う方も少なくないのではないでしょうか。
栄養素を損なわない作り方とその戻し方をご存知ですか?
にんにくの収穫時期の目安
にんにくを栽培したら収穫時期を迎える頃を見計らっておく必要があります。
目安は、にんにくの葉の部分が枯れて来始める頃です。
乾燥がしっかりと出来るためにも、晴れ間の続く時期を選ぶのが賢明です。
コツとしては、にんにくの茎の部分を根っこから持って抜くことです。
根元が切れてしまうと干す時に結びづらくなってしまうので、干しづらくなります。
収穫してからは、畑の上で天日干しをすれば、余分な土が乾いて落としやすくなります。
干す時のまとめ方
収穫したにんにくの根を切りますが、根っこで切るのではなくある程度残しておきましょう。
長すぎた場合には、根に栄養分が回ってしまうので適度な長さに切っておきましょう。
そして、茎を揃えて数本をまとめて紐で結んでから、直射日光を避けて日陰で干します。
この時に注意したいのが、出来るだけ風通しのいい場所を選んでおくことです。
乾燥期間は30~50日を目安に
にんにくは、乾燥する期間は30~50日を目安にしましょう。
干し続けるのにこの程度をかければ、完全に乾燥した状態になるので、それ以上長く干す必要はありません。
乾燥したにんにくはそのまま戻さず使える
家庭で乾燥させたにんにく、販売されているスライスされたにんにくも、戻す必要はありません。
特に、油と相性が良いので炒め物に適しているため、オリーブオイルなどの油を入れて熱したらにんにくを入れて香ばしい香りを出来るだけ出すようにします。
これで油の中ににんにくのうまみが溶け込むようになるので、料理に味わいを増すことができるようになります。
ただし、焦がさないように弱火で行うのがコツです。
乾燥したにんにくがたくさんあるなら酒で戻すのがおすすめ
乾燥したにんにくが大量にある場合には、瓶に入れて酒をひたひたになる程度に入れておけば、いつでも料理に使いやすくなるほか、風味も良くなります。
ただし、冷蔵庫で保存しましょう。
まとめ
にんにくを適切な方法で乾燥させることで、長持ちさせられるので重宝ですね。
にんにくをこのようにして保存しておけばいつでも手軽に料理に使いやすくなるので、味わいに深みを出すことができるようになりますね。
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