にんにくのカビ
にんにくを買ってもすぐ使わずに放置していると、柔らかくなったり白や黒など色のついたカビが生えてくることがあります。
にんにくには、乾燥と生のものが販売されています。
スーパーで年中売っているものは乾燥にんにくですが、4月~7月頃に生にんにくが出回ります。
生のにんにくは風味は良いですがカビが生えやすいそうです。
にんにくが緑色に
しかし、にんにくの色が緑になっている場合はカビではないそうです。
にんにくに含まれている成分アリインは、刻むなどの刺激を与えて放置しておくとアルキルサルファイド化合物ができます。
そのアルキルサルファイド化合物と鉄分がくっついて、緑色に変色します。
酢や醤油につけて保存した場合も同様で、数日で緑色になります。
また、収穫直後や発芽しかかっている時などの活性酸素が強い時に色が変わりやすいようです。
数日間で緑に変色した場合は、食べても問題はありません。
数ヶ月して色が変わったにんにくは、カビの可能性があるので食べるのは控えた方は良さそうです。
買ってから少し、時間を置いたにんにくだと芯が緑色になっていることがあります。
これは、にんにくの芽だそうです。
食べても問題ありません。
しかし、苦みや辛み、渋みが強くてあまり美味しくないそうです。
料理を美味しくしたいなら、出来るだけ取り除いた方が良いです。
カビが生えない保存方法
にんにくにカビが生えない保存方法としては、ネットなど風を通す素材の袋に入れて吊るしておくと良いようです。
にんにくを保存しておく専用の入れ物も売られているのでそれを使っても良いですね。
まとめ
にんにくの中心の部分が緑色になっているのは、食べても大丈夫なようです。
皮に黒っぽいカビが付いてたら、腐っているという事なので食べないで下さい。
多少の白いカビの場合は、よく洗いその部分を削いでしまえば食べられるそうです。
しかし、体調があまり良くない時や疲れている時などは避けた方が良いかもしれません。
カビなどを見分けて、にんにくを美味しく頂きたいですね。
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