あらゆる料理に使われるにんにく。

ひとかけら使うだけで料理に豊かな風味が生まれ、いくらでも食べられそうなほど食欲の沸く香味野菜ですから、家庭でも頻繁に使う方は多いのではないでしょうか。

そんなにんにくですが、困りものなのはカビ。

日持ちする食材ですし、一度に使う量は限られていますので、そのまま使いきれずに置いておいたらカビが生えていた…なんてことも多いと思います。

皮をむいてみると中は異常はないこともありますし、これは食べても良いのでしょうか。

今回はにんにくとカビについて調べて来ました!

にんにく 乾燥 生 温度 カビ

カビは残っている!

カビが生えていても、皮をむいて中身に問題が無いようなら食べてしまう方も居るかもしれませんが、実はカビは中にも潜伏しています。

というのも、カビは表面に付着しているのではなく、根を張って生えているため、表面だけ取り払っても中まで根が浸食しているのです。

このため、カビの生えたにんにくを安易に食べることはオススメしません。

もしどうしてもカビの生えたにんにくを使いたい…!という場合には、高温で調理しましょう。

オーブンで焼いた程度ではカビの毒性は消えないため、揚げて使うのが望ましいです。

しかし、体調が優れないときなどはカビの毒素によって下痢などを引き起こしますから、やはりなるべくなら食べない方が良いと言えます。

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にんにくのカビを防ごう!

にんにくは高温多湿の状態で置いておくと、芽が出るだけでなく、カビが生えやすくなってしまいます。

なので長期保存をする場合は、生の状態ではなく、新聞紙に包むなどして冷蔵庫で保存しましょう。

冷蔵の場合は1カ月から2か月、冷凍の場合は2か月ほど日持ちするようになりますよ。

また、にんにくは乾燥させて保存することができます。

このときはそのままではなく、皮を剥いてスライスさせることがポイント。

水分が残っていてはカビの生える原因になりますから、キッチンペーパーなどでしっかりと拭いてから外に干しましょう。

そのまま料理にパラパラとふりかけるだけなので使い勝手も良いですし、うま味もギュッと濃縮されますよ。

まとめ

以上、にんにくとカビについてご紹介させていただきました!

野菜を無駄なく使い切ることは身近なところからできるエコですし、この記事で紹介した保存方法をぜひ実践して、みなさんもにんにくのカビを防いでくださいね!

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