にんにくはとても栄養価の高い食物です。

しかし、その高い栄養価ゆえ過剰摂取は身体に悪い影響をもたらしかねません。

1日にとっていい基準量と、その栄養を効果的に摂る食べ方はあるのでしょうか。

にんにく 健康 1日量 効果 食べ方

にんにくは女性の味方

にんにくは、疲労回復、滋養強壮などスタミナ食材の代表として挙げられます。

ほかにも美肌やアンチエイジングといった若返り効果も持っています。

にんにく1個のカロリーは52カロリーで意外と低カロリーなのです。

そして女性の天敵であるむくみにも効くカリウムが含まれていて、体外へ水分や塩分を排出する役割もあります。

さらにアルギニンという成分はホルモンバランスの正常化、老化防止などの他、更年期障害の症状緩和にもいいとされ、特に女性に必要な栄養素が多く含まれているのです。

ですが、にんにくはとても臭いがあるので、女性はあまり摂取しない人が多いです。

この臭いこそアリシンと呼ばれるもので、このアリシンは強力な除菌、抗菌作用があるのです。

臭いが気にはなりますが、とてもいい成分なのです。

にんにくの1日の摂取量

にんにくが身体にいいとは言っても過剰摂取は逆効果になりかねないので、気をつけなくてはならないです。

にんにくは強力な薬効成分を持っているので正しくにんにくの効能を理解し、1日の適正量を守ることが大切です。

1日の適正摂取量としては成人で1日2~3片です。

国産にんにくはひと玉が6片~8片になっていますので、まるごと一つは食べ過ぎというわけです。

子供の場合は1片の4分の1程度にとどめておく方がいいです。

日頃より胃腸が弱い人や胸やけなど起こしやすい人は、1日量を目安より少なくした方がいいでしょう。

にんにくは胃腸に刺激を与えるため、すぐに荒れてしまうからです。

コンディションにより量を十分注意して食べましょう。

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にんにくの効果的な食べ方

にんにくを効果的にとる食べ方はあるのでしょうか?

にんにくの栄養素を速効性で摂取しようとするならすりおろしたにんにくが一番です。

すりおろしたにんにくはアリシンが発生するため臭いはでますが、除菌効果が出るため、生の魚などの臭みを消したり除菌してくれる成分があります。

すりおろしやみじん切りなど細かくすればするほど速効性は上がります。

加熱したにんにくの場合、アリシンが発生しないので臭いが消えますがその代わり速効性もなくなります。

体内に入ればビタミンB6に反応し活性化するため効果としてはあまり変わらないです。

臭いが気になるなら丸ごと食べるともっとも臭わず食べることが出来ます。

臭いの問題なので、効能はどの食べ方でもあまり変わらないということになりますが、大量に食べても効果が上がるわけではないので1日量を守って食べましょう。

まとめ

沢山の栄養素を含むにんにく。

沢山食べて栄養を付けよう、と言いたいところですが、食べ過ぎると健康になるどころか胃腸障害を起こしかねないという事がわかりました。

適度に1日の摂取量を守り、身体と相談しながら毎日の食事に取り入れることが一番いい摂取方法と言えるでしょう。

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