「らっきょう」と「しまらっきょう」と「エシャロット」
どう違うの?と聞かれたら、ちょっと答えに迷ってしまいませんか?
そこへ、「エシャレット」? もう、なにがどうなのか・・・
今回は、この3つについて、調べてみようと思います。
『エシャロット』と『エシャレット』は別物
良く似た名前のエシャロットとエシャレットですが、実は全く別物なのです。
違いを見てみましょう。
エシャロットは、玉ねぎを小さくしたような玉ねぎ系統の西洋野菜です。
『エシャロット』はフランス語、英語では『シャロット』です。
また、日本のエシャレットと区別するために、『エシャロット』は、『ベルギーエシャロット』と呼ばれています。
一方、『エシャレット』とは、生食用に品種改良された『らっきょう』なんです。
日光に当てずに栽培する軟白栽培という方法で栽培されていて、また早採りするので、やわらかく、生食に適しています。
では、『らっきょう』と『島らっきょう』の違いは?
『島らっきょう』はもともと同じ品種だそうです。
『島らっきょう』は、らっきょうの中でも、早採りされた、沖縄育ちのものを指します。
沖縄の、島尻マージと呼ばれる琉球石灰岩を母材とする土壌で栽培され、独特の風味と辛みが特徴です。
強烈ともいえる風味は、「アリシン」と言われる成分が原因で、びたみんB1の吸収を助ける働きがあります。
8月~9月上旬に植え付けを行い、3ヶ月ほどで収穫されます。12月~6月まで収穫時期を迎えますが、旬は、春です。
『らっきょう』はお馴染みのしょくざいですね。
甘酢漬けや、しょうゆ漬け、塩漬けのものもあります。
カリカリとした食感はカレーのお供にも最適です。
らっきょうは8月中旬~9月下旬に植え付けをし、翌6~7月頃に収穫時期を迎えます。
旬は、初夏ですね。
まとめ
はっきりとした違いが分かりました。
それぞれに適した食べ方があるので、いろんな種類をいろいろなお料理で頂きたいですね。
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