にんにくの芽は茎にんにくと呼ばれ、中華料理に出番が多い食材です。

にんにくが淡色野菜ですが、茎にんにくは緑黄色野菜に分類されます。

にんにくには滋養強壮、疲労回復といった効果がありますが、茎にんにくにはどのような効果があるのでしょうか。

調べてみました。

にんにく  芽 茎 栄養

にんにくの芽が伸びたのが茎にんにく

にんにくの芽は茎にんにくと呼ばれています。

茎にんにくは緑黄色野菜に分類されます。

にんにくと茎にんにくの栄養素を比べたときに、茎にんにくに多く含まれる栄養素は、βカロテン、ビタミンC、葉酸、ビタミンK、カルシウム、不溶性食物繊維があげられます。

特に、βカロテンは淡色野菜であるにんにくには含まれていません。

食物繊維をさらに細かく比較すると、にんにくには水溶性食物繊維が、茎にんにくには不溶性食物繊維が含まれます。

水溶性食物繊維には、血糖値の急上昇を防ぐ効果があり、不溶性食物繊維には腸内環境の改善、デトックス効果があります。

茎にんにくを食べることでの次の効果があります。

・目や皮膚、粘膜の健康維持

・美肌効果と風邪の予防

・骨や歯を丈夫にする

・腸内環境の改善

もちろん、にんにくに含まれるアリシンは茎にんにくにも含まれます。

よって、茎にんにくにも滋養強壮、疲労回復、除菌、抗菌効果があります。

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にんにくの芽と豚肉を炒めてビタミンB1をとりましょう

豚肉にはビタミンB1が含まれます。

疲労回復と言えばビタミンB1。

糖質をエネルギーに変える働きがあり、人が生きていく上で欠かすことができないビタミンです。

ところが、水溶性で熱とアリカリに弱く、体への吸収効率が悪いということで、摂取が難しいビタミンです。

しかし、ビタミンB1とアリシンが結合して、アリアチンになると、体内でビタミンB1と同じ働きをし、さらに体内への吸収がきわめてよいという性質を持つようになります。

茎にんにくと豚肉を炒めると、ビタミンB1を効果的に取り入れることができます

茎にんにくの甘さと豚肉の相性はとてもよいです。

茎にんにくもにんにくと同様、臭いが気になるところですが、明日はお仕事がお休みという日にはぜひ夕飯にどうぞ。

まとめ

にんにくの芽は茎にんにくと呼ばれています。

中華料理に出番が多い食材です。

緑黄色野菜である茎にんにくには、にんにくにない栄養素βカロテンを含みます。

ビタミンC、カルシウム、葉酸、不溶性食物繊維などにんにくより多く含む栄養素もあります。

もちろん、にんにくに含まれるアリシンも含まれています。

豚肉と合わせて炒めると、豚肉のビタミンB1と茎にんにくのアリシンと合わせると、ビタミンB1を効果的に取り入れることができます。

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