にんにくは滋養強壮、疲労回復の効果だけでなく、美肌の効果も期待できます。

にんにくに含まれるビタミンB6やアリシンなど肌によい成分が多く含まれているからです。

それなら、にんにくを直接肌に塗ったらいいのでは、と思われますが、にんにくに含まれる成分は刺激も臭いも強く肌がかぶれることもあります。

肌に塗るには負担が大きいので慎重になった方がいいかもしれません。

にんにく 毎日 肌 塗る 効果

にんにくのパワー、美肌に効果あり

買ったばかりのにんにくは無臭です。

ところが、にんにくを刻んだり、すりおろしたりするととたんに、にんにく特有の臭いがします。

このにおいがアリシンです。

アリシンはもともとアリインとしてにんにく内で存在します。

アリインは無臭です。

にんにくの組織が破壊されると酵素アリナーゼがアリインをアリシンに変化させます。

アリシンは強い抗酸化作用があり、老化の原因と言われている酸化を防ぐ作用があります。

アリシンのすごさはもう1つあります。

にんにく、もしくは他の野菜類に含まれているビタミンB1と結合してアリアチンという物質に変化します。

ビタミンB1は肌の代謝を促すため、美肌を目指すならぜひ摂取してほしいビタミンです。

水溶性で摂取が難しいビタミンB1も、アリシンとビタミンB1が結びついてアリアチンになると、体へ吸収しやすくなります。

さらに、にんにくにはアリシンに加えて、新陳代謝の促進や血液循環をよくする作用があるスコルジニンが含まれています。

スコルジニンには皮膚の内部に適度な脂分をとどめる作用があります。

また、アリシンや、アリシンがさらに変化したジアリルスルフィドといった硫化物には高い抗酸化力を持つため、アンチエイジングにも効果があると言われています。

このように、にんにくには美肌に効果がある成分が含まれています。

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にんにくを肌に塗ると・・・

にんにくの効果を肌の気になるところに直接塗ると、美肌効果がさらに高くなるのでは?と思われますが、肌に塗るのは慎重に判断しましょう。

アリシンをはじめにんにくに含まれる成分の多くは、刺激が大変強いため、直接塗ると肌がかゆくなったりかぶれたりする可能性もゼロではありません。

パッチテストは必ず行ってください。

アリシンは除菌作用が強いため、ニキビのアクネ菌を除菌する効果が期待できます。

しかし、効果が医学的に立証されたわけではないようです。

まとめ

にんにくに含まれる成分は、美肌やアンチエイジングに効果があります。

ただし、アリシンをはじめにんにくに含まれる成分は刺激が強いものばかりであるため、にんにくを肌に塗るのは慎重に判断しましょう。

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