にんにくとヨーグルトの食べ合わせは悪くありません。
にんにくを食べると口から体からにんにくの臭いが出てきますが、ヨーグルトにはその臭いを予防する効果がありと言われていますが、実際はどうなのでしょう。
にんにくを食べるとどうして臭うのか
にんにくのせラーメン、薬味のにんにく、餃子、もつ鍋などなど・・・料理ににんにくを加えることで味わいが増します。
にんにくの臭い成分であるアリシンはにんにくのパワーの源。
滋養強壮、疲労回復に効果がある成分です。
ところが、アリシンは硫化物化合物であるため、たいへん独特な臭いがします。
にんにくを食べると、すぐにんにくを食べたということがわかります。
歯を磨いてお風呂に入っても、寝室はにんにく臭で充満し、翌日には前日のにんにく臭が口から体からします。
「明日大事な用事がある」ときにはにんにくを控えたいものす。
にんにくを食べたあと、口臭や体臭がにんにく臭くなるのは、体内に回ったアリシンは血中に入り、血液循環に伴い全身に回るからです。
血流にのったアリシンが、肺に到着すると呼吸によって口から、皮膚の毛穴から汗になって出てくる、これがにんにくを食べたあと口臭や体臭が臭う原因です。
にんにくを食べた後にヨーグルトを食べる
にんにくとヨーグルトの食べ合わせには胃腸を丈夫にする、下痢を改善するという効果があると言われています。
そのほかにも、にんにくとヨーグルトの組み合わせにはにんにくを食べた後に体から出てくるにんにく臭を抑える効果があると言われています。
ヨーグルトに含まれるタンパク質や脂肪分がにんにくの臭い成分であるアリシンを包み込むためです。
食事と一緒にヨーグルトを食べるのはあまり現実的な組み合わせではありませんが、料理のあとデザートにヨーグルトを食べるといった方法をとることになるでしょう。
ヨーグルトを食べるのは、料理を食べたすぐ後、時間をあまり経過させないことが肝心です。
まとめ
にんにくとヨーグルトの組み合わせは下痢を改善するという効果と同様に、にんにく臭を抑える効果があることとしてよい組み合わせと言われています。
しかし、にんにく料理を食べながらヨーグルトを食べるのは料理の組み合わせとしては現実的ではありません。
ヨーグルトはにんにく料理を食べた直後というのが大事です。
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