ニンニクを食べた後、牛乳を飲めば効果があると言われています。
その根拠を調べて見ました。
牛乳の成分
牛乳の成分はM社の場合コップ一杯200ml当たり、
エネルギーは137kcal、炭水化物9.9g. タンパク質6.8g
ナトリウム85mg脂質7.8g、カルシウム227mg
以上のようになっています。
では牛乳の中の成分がニンニクの臭い成分「アリシン」に
作用して臭いを軽減するのでしょうか?
ここに興味深いデーターがあります。
ニンニクを食べた人に緑茶、りんごジュース、コーヒー、牛乳を
飲んでもらいました、一番効果があったのはリンゴジュースです。
リンゴの中のりんご酸が臭い成分「アリシン」を分解した為
瞬発的に臭いを抑えました。
本題はここからです。実験者は翌朝もう一度調べました。
そうするとリンゴジュース、コーヒー、緑茶は臭いの数値が
元に戻っていたそうです。元通り臭い息の臭い。がっかりです。
牛乳は飲んだ後すぐには効果は出ませんし、ゲップなどで臭いが口の中に戻って来てしまいます。
しかし牛乳は翌朝でも効果が持続していました。
調べました所、揮発性物質「ジアリスジスルフィド」「アリルメチルフィド」の濃度を下げるのは牛乳に含まれる水分と脂肪分だそうです。
まとめ
ニンニクの臭い成分を中和し、抑えるのは牛乳だと解りましたが
この効果は食事中が良いそうです。
しかし給食中の牛乳が論議を呼んでいるように
ニンニクと牛乳の風味が口の中で混ざるのは考えてしまいます。
やっぱり牛乳は腸内に膜を張ってくれるので、先に腸内に膜を張っておいて
食べるのもいいでしょう。ちょっと違いますが、胃腸を守る為に、
お酒を飲む前に薬を飲むという某胃腸薬も一理あると言えますね。
スタミナ回復にはニンニクは抜群の効果があります。
臭いを気にせずに食べたいものですね。この牛乳も臭いを
和らげてはくれるのですが、完璧な消臭とは言えないです。
完璧に消臭するものって無いのかなあと考えてしまいました。
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