生姜やにんにくは、とてもスタミナやパワーをもたらせてくれる健康食材なイメージがあります。
離乳食を食べ始めた赤ちゃんにも、そんな健康食材を使いたいと思うものですが、どちらも独特な刺激臭があり、赤ちゃんに与えて良いものかどうか悩みますね。
今回は、赤ちゃんの食事に生姜やにんにくは入れても良いのかについて調べてみました。
いつからあげて良い?
生姜やにんにくには、両方とも抗酸化作用、除菌作用があり、効能はとても強いものがあります。
本来大人が食べると、腸の働きを良くし、下痢や便秘などの改善につとめる成分ですが、子供や胃の弱い人が食べると、逆に刺激が強すぎて、胃痛、腹痛、下痢などの症状を引き起こしてしまう場合があります。
また、大人でも1日の推奨摂取量は少ないため、子供だと、少しでも食べ過ぎてしまう恐れがあります。
消化器系の未発達な乳幼児、0歳児にはまだ与えない方が無難でしょう。
1歳を過ぎてからごく少量の風味付け程度に、2歳を過ぎたら、少しずつ量を増やし、3歳くらいで問題がなければ生姜焼きなどのお料理もチャレンジしてみましょう。
生姜は、よく洗ってすりおろしたものを、お味噌汁や炒め物に混ぜると良いでしょう。
にんにくは、生のものは刺激が強いので、加熱したものからほんの少しずつ慣らしていきましょう。
どちらとも、摂取量には十分注意が必要です。
アレルギーはある?
生姜、にんにく、どちらとも、報告例は少ないですが、アレルギーは存在します。
症状としては、口腔アレルギー症候群といって、食後に口の周りや中が赤く腫れたりする症状が主なようです。
他にも、手足、身体の蕁麻疹や、目のかゆみ・充血、鼻水、喉の痛みや腫れ、喘息、下痢や嘔吐などの症状が出る場合があります。
即時性といってすぐにでるものと、遅延性といって、食べてから数時間から数日後に出る場合もあります。
初めて食べさせる場合には、その後の様子に十分注意し、少しでもおかしいと感じたら摂取を中止し、病院へ相談しましょう。
まとめ
生姜もにんにくも、必ずしも子供に与えないと栄養が足りなくなるという食材ではありません。
他のもので十分に栄養はとれますから、慌てずに子供の様子を見ながら少しずつ与えていくようにしましょう。
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