にんにくをしばらく使わずに保存しておくと、緑色や青色に変色してしまうことが多々有ります。
これは腐ってしまったからなのでしょうか。
今回はにんにくの変色について調べてみました。
変色の原因
にんにくが変色してしまうのは、にんにくの中に含まれるアリインが、切ったり、刻んだり、すったりすることでアリシンという物質に変化し、これが時間が経つにつれアルキルサルフィド化合物へと変化し、酸化することで、にんにくに含まれている鉄分と結合して、緑色や青色に変色するのです。
これらは、人体に影響はありませんし、にんにくの効果が変わるわけでもありません。
安心して食べることができるのです。
にんにくの変色は、収穫直後は起こりませんが、値付けの時期(9月下旬から10月上旬)を過ぎた頃から変色しやすく、それ以降濃い緑へと変色していきます。
変色を防ぐ方法
人体に影響のないにんにくの変色ですが、食欲を奪いますし、できれば防止したいですね。
そんなときには、レモン汁や酢、またはオリーブオイルを少量混ぜておくと変色を防げます。
ただし、味が少しかわってしまうので、できるだけ調理したり食べたりする直前にカットしたりすったりするほうが美味しくいただけそうですね。
また、すりおろす場合は、鉄郎おろしがねを使うと変色しやすくなってしまうため、セラミックや陶器のおろし器を使うようにしましょう。
あとは、みじん切りにしてお醤油につけて保存する方法であれば、変色を防ぐことができます。
また、すりおろしたものをすぐに冷凍することでも変色を防ぐことができます。
まとめ
にんにくは特にすりおろした時に変色しやすいようです。
変色を防ぐ方法もいくつかありましたので、お料理やその場の状況によって方法をかえつつ、美しく美味しくいただきたいですね。
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