にんにくをお料理に使う場合は、大抵細かく刻んだり、スライスしたりして使うことが多いですが、醤油漬けやオイル漬けにすると丸ごと1片食べることができます。

そのため、つい美味しさのあまり食べ過ぎると、1日の推奨摂取量をはるかに超えて食べてしまうことがあります。

その結果、ガスが大量発生したり、体調不良を起こしたりと大変なことになります。

それはどうしてなのでしょうか?

今回はにんにくの大量摂取による体調不良の原因について調べてみました。

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にんにく摂取からのガス

にんにくには強い除菌作用があります。

そのため腸の中に入ると、悪玉菌をやっつけ、善玉菌を増やし、腸内環境をよくする効果があります。

ところが1日の推奨摂取量(生であれば1日1片、熱を通したものであれば1日2〜3片)を超えて摂取した場合、悪玉菌どころか、善玉菌までも除菌してしまい、かえって腸内環境を悪くしてしまいます。

すると腸内に腐敗物がたまり、そこからガスが発生しやすくなるのです。

この強い除菌力はアリシンという成分の効果です。

このアリシンは硫黄化合物ですので、そこから発生する臭いは硫黄の強くて臭い臭いなのです。

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にんにく摂取からの体調不良

にんにく大量摂取のために腸内環境を悪くすると、様々な不健康効果が現れます。

腹痛、胃痛、下痢、便秘、血圧上昇、肝臓障害、などが主な症状です。

これは、前述でも申し上げたように、悪玉菌が増えることによる腸内環境の悪化や、アリシンという成分の血液をサラサラにする効果の過剰摂取から血が止まりにくくなることによって起こります。

また、次アリルトリスルフィドという肝臓を活発にさせる働きが過剰摂取により肝臓に負担をかけすぎてしまうことによって起こります。

まとめ

にんにくの過剰摂取は本来人間にとって有効な成分も、逆効果になってしまうことがわかりました。

1日の推奨摂取量を守り、健康に有効な活用をしましょう。

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