健康増進や滋養強壮、美容効果もある優れた食材のにんにく。
しかし、人に会う前にうっかり食べてしまったことで何とか口臭などの臭いを撃退したいと焦った方もいるのではないでしょうか？
独特の臭いがネックで食べられない人や、予期せずに食べてしまって困った人も臭いがどれくらいの期間続くのかを知っておくと心配も減らせるのではないでしょうか。
なぜ？にんにくは臭いがするのかという疑問
なぜ、にんにくは独特の臭いがするのでしょうか？
生のままではそれほど臭いもしないのに、刻んだり潰したりすると発生します。
これは、アリシンという成分が刻んだりすることで出来るからです。
もともと、にんにくにはアリナーゼ、アリインと言う成分があるのですが、アリインは無臭ですが、アリナーゼと結びつくことで、アリシンに変化してしまうので臭いが出るようになるわけです。
強い刺激もあるアリシン成分
生ですりおろしたにんにくは、強い刺激も臭いと共にありますが、これもアリシンによるものです。
特長として反応をしやすい化合物なので、にんにくのままで長く保存することは出来ません。
臭いが消えるまでの期間とは
にんにくを食べたいけれど、臭いを気にしてあきらめたり、食べてしまった場合には何とか消そうと口臭対策のタブレットを活用したりしますね。
しかし、消えてしまうまでの期間は、口臭なら３時間程度で意外にも短いものです。
一方、体内に吸収してから体臭となるものは、にんにくがジアリルジスルフィドと言う成分に変化して身体を巡って行くので、吐く息だけではなく体臭として毛穴からも発せられます。
血流にのって全身へ巡ってしまうので、基本的には１６時間ほどかかると言われています。
完全に消えるまでには、４８時間もの期間がかかるので、体臭の方が懸念されるようになります。
臭いの期間を把握した食べ方
これだけの期間は臭いが発せられることになることを把握しておけば、人と会う予定があったり仕事で出かけたりする時は、避けることができますね。
しかし、生のままでなければある程度の臭いを減少させることができるので、健康目的などで積極的に摂りたい場合には、黒にんにくやにんにくサプリなら気にせず摂ることが出来ます。
まとめ
美味しくて食欲も増進するにんにく。
食べたいけれどネックになってしまうのが、口臭や体臭と言う方がほとんどでしょう。
臭いが持続する時間を予め把握しておけば、計画的に食べることができるようになりますね。
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