夏の暑い時期に体力をつけるため、にんにくを食べる方は多いのではないでしょうか。
にんにくで夏バテが解消出来ることをご存知ですか?
にんにくを食べて夏バテ解消!
夏バテになると、なかなか取れない疲れ、倦怠感が現れます。
そこでビタミンB1・アリシン・スコルジニンという三大成分を含むにんにくが最適なのです。
ビタミンB1は疲労回復にいいビタミンとして知られています。
ビタミンB1が不足すると上手くエネルギーが作れなくなり、食欲不振、疲れ、だるさを引き起こします。
アリシンはにんにくに含まれるにおいの元になる化合物です。
アリシンにはビタミンB1の吸収・保持を高める働きがあるといわれており、ビタミンB1の吸収を促進してくれます。
スコルニジンとは無臭の成分でにんにくに含まれています。
細胞の新陳代謝を活発にし、細胞を若返らせ、疲労回復を促進する作用があるといえます。
この三つの成分をたくさん含むにんにくは夏バテ対策に最もおすすめの食材といえるでしょう。
更に、にんにくに含まれている栄養素の一つであるアリシンを加熱すると、疲労回復効果の持続が期待できるアホエンという成分に変化します。
アホエンは血液をサラサラにする効果があると言われており、血液がサラサラになると基礎代謝・新陳代謝を活発にし、疲労回復効果を発揮します。
乾燥させたにんにくと生にんにくについて
市販されているにんにくは、乾燥させたものがほとんどです。
なぜなら生にんにくに比べ長期保存が可能だからです。
乾燥をさせていないにんにくを生にんにくといいます。
乾燥させていない分水分が多いので、乾燥させたものに比べると大変傷みやすくなります。
ですが、生にんにくは味わいも食感も乾燥させたものより格段に美味しいです。
どうしても生で食べたいという場合には、スライスしたりすりおろしたりみじん切りにしたりと、薬味や調味料として使いましょう。
スライスしたにんにくの賞味期限は三日ほど、すりおろしたにんにくの賞味期限は二日ほどと、とても短くなります。
ですので、生にんにくを食べる場合は傷まないうちに早めに使いましょう。
使い切れない場合は、乾燥させて保存するようにします。
まとめ
夏バテ解消にはぴったりなにんにく。
夏の暑さと湿気で気分的にぐったり、だるくなった時や疲れが出ている時、手軽で美味しいにんにくを上手に取り入れて元気に過ごせるといいですね。
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