健康で免疫を高める力があるにんにく。
手軽で美味しいのでつい食べ過ぎてしまうことはないでしょうか。
食べ過ぎてしまって眠れなくなったりすることをご存知でしたか。
なぜ眠れなくなるのかについて調べてみました。
にんにくの食べ過ぎで発熱は
にんにくの食べ過ぎで起こる症状として、発熱はあまり挙げられてはいません。
ですが、人によっては、にんにくを食べ過ぎた後に発熱などで体調が悪化したという方もいるようです。
原因としては、食べ過ぎた事による肝機能障害や、大量に摂取すると一時的なアレルギーとなり、発熱する場合があります。
食べ過ぎるとなぜ眠れないのか
にんにくは、不眠を解消する食物として有名です。
にんにくに含まれる成分が副交感神経を優位にし、眠りを助ける働きがあります。
また、精神安定効果や発散・保温成分などが体の疲れや痛みを取り除き、心身をリラックスさせます。
ですが、にんにくは刺激物のため、胃腸が活発になりすぎることがあります。
そのため、過剰ににんにくを食べるとなかなか寝付けなくなることもあるようです。
食べ過ぎると体臭はあるのか
にんにくを食べ過ぎた後は、口臭よりも血液からまわる体臭に注意が必要です。
にんにくの臭いでもあるアリシンという成分は酸素に触れて酸化すると臭いが発生します。
体内に取り込まれたアリシンは、臭いの元となる成分が血液に取り込まれ体全体を循環します。
それが汗として排出されると体臭となり、肺を通じて息として排出される口臭となります。
口臭によるにんにくの臭いは三時間ほどでほとんど無くなりますが、体臭によるにんにくの臭いはなかなか消えません。
また、摂取量でも変わりますが、一般的には十五時間ほどはにんにくの臭いは持続し、完全に消えるには四十八時間ほどかかるといわれています。
外気と血液の接触点である肺からは臭いがしやすく、胃の中を綺麗に掃除したとしても、息のにんにく臭さは解消できません。
にんにくの臭いを消すためには、アリシンと消臭作用のあるものを一緒に摂取することが大切です。
特に低脂肪牛乳は消臭効果が高いため、食事中に一緒に摂取し、アリシンが体内に吸収される前に分解してしまいましょう。
まとめ
にんにくを食べ過ぎて発熱や眠れないということはあまり挙げられてはいないそうです。
だからといって、過剰に摂取するのも体にはよくありません。
にんにくは適量を食べるぶんにはとても良い食材です。
にんにくを美味しく摂取し、ますます健康になりましょう。
今のあなたにおすすめの記事