らっきょうというと、甘酢つけのイメージがありますが、他にどんな食べ方があるのでしょうか。
そもそも、らっきょうと島らっきょうとはどんな違いがあるのでしょうか。
今回はらっきょうの種類や調理方法について調べてみました。
らっきょうと島らっきょうの違い
らっきょうと島らっきょうは、同じユリ科ネギ属の同じ品種です。
沖縄で作られていることから同じらっきょうでも「島」とつけて販売されていて、島らっきょうの品種ではないものも、島らっきょうとして販売されているものもあります。
一般的にはらっきょうを植え付けてから4ヶ月から6ヶ月で早めに収穫したもので、沖縄で収穫されたものを島らっきょうというそうです。
ちなみに、同じく早めに収穫したらっきょうを軟白栽培したものをエシャレットというようです。
らっきょうと島らっきょうの調理法
普通のらっきょうは、中から大粒の物で、臭い辛みがあります。
代表的な食べ方は、甘酢漬けや醤油漬けなどで食べられることが多いです。
一方、島らっきょうはちいさく、臭く、らっきょうよりもさらに強い辛みがあります。
代表的な食べ方は、浅漬け、塩漬け、天ぷらで食べられることが多いです。
ちなみに某有名レシピサイトで調べたところ、らっきょうの人気レシピNO1はらっきょう納豆、2位はめかぶのらっきょう和え、3位はらっきょうタルタルソースでした。
島らっきょうレシピの人気NO1メニューは塩漬け、2位は島らっきょう醤油の万能ダレ、3位は島らっきょうと春雨炒めでした。
らっきょう、島らっきょうの栄養素
らっきょう、島らっきょうともに栄養価はほとんど変わりませんが、島らっきょうの方が「アデノシン」という成分が多く含まれています。
このアデノシンには血管を広げて血液が固まるのを防ぐ効果があるので、脳卒中や心筋梗塞などに効果的です。
沖縄の人は国内で一番これらの病気にかかる人が少ないと言われています。
まとめ
実際にらっきょうをよく食べる地方の方の健康を考えると、効果が絶大なことがわかります。
なかなからっきょうを常備している家庭は少ないかもしれませんが、らっきょうの栄養を考えると、定期的に食べたい食材のひとつですね。
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