せっかくらっきょうの甘酢漬けをつくったのに最近濁ってきたなぁと気になることもよくありますよね。
それにはいろんな原因があるのはご存知でしょうか?
作るときにどんなことに気をつければいいのかについてご紹介します。
漬け汁の塩分不足
らっきょうを最初の段階で酢漬けする前工程で塩漬けをするときが大切です。
このときに少ない塩で塩漬けをしてしまうと、のちにらっきょう酢が白く濁る原因になります。
それはなぜなら、本来塩漬けをする意味合いとして除菌・抗菌効果の目的で行っているので、もちろん塩分が少ないとそれだけ除菌ができていない状態になってしまうからです。
簡単漬けで短期間で食べるときには気にしなくてもいい部分ですが、長期保存を考えるのであれば十分な量の塩で塩漬けをしましょう。
漬ける容器の消毒不足
漬けるときには瓶やタッパなどを利用するかと思いますが、その容器の消毒不足が甘酢を濁らせてしまう原因になってしまいます。
必ずやるべきことは、お鍋にお湯をグツグツ煮て、その中に漬ける用の容器を煮沸消毒のためくぐらせて下さい。
そして別のプレートのうえやまたは布巾の上で自然乾燥させることです。
いつも使用している布巾で容器の中を拭くことはお勧めしません。
目に見えない雑菌もまた、甘酢を濁らせる元にもなってしまうからです。
フタも忘れずに煮沸消毒しましょう!
保存場所にも気をつけよう!
保存場所の温度が高いと雑菌の繁殖で甘酢が濁ってしまいます。
食べる分だけを常温に出しておいてその他は冷蔵庫にしまっておきましょう。
もし白く濁ったらこうしよう!
白く濁ってしまっても、中のらっきょうのシャキシャキ感が残っていればまだ食べられますので捨てるのはもったいないです。
そんな時には白く濁ってしまった甘酢を捨てて、らっきょうを取り出し2時間程度天日干しします。
容器を煮沸消毒をして、甘酢を作り直せば元通りです。
まとめ
作るときにちょっとしたことに気をつけるだけで白く濁ることもないので、これからはらっきょうの甘酢漬けをいつまでもおいしく食べられますね。
今のあなたにおすすめの記事