らっきょうはその昔日本に伝わる前は中国で漢方として扱われるほどの野菜でした。
それが日本に来て食べられる様になったのですが、漢方に使われるほどの栄養素故、食べる量や食べ方が重要になってきます。
特に島らっきょうは近年ダイエットフードとしても注目されています。
下ごしらえや下処理は料理の基本であり料理の味を左右するので大事な工程を抑えておきましょう。
島らっきょうの下処理
島らっきょうは生で食べるだけではなく、浅漬けはもちろん色々な食べ方があります。
らっきょうは甘酢漬けやしょうゆ漬けが主ですが、島らっきょうは天ぷらやちゃんぷる、塩漬けなどにしたりして食べることが多いようです。
島らっきょうの旬の時期は2月~6月くらいまでの間で沖縄が名産です。
下処理としては・・・
・根っこのついている部分を切り取り汚れている皮を剥きます。
・泥がついているのはきちんと泥を落とします。
(少し手がかかりますが、この下処理をきちんとしておきましょう)
・皮を剥き水にしばらくつけておきます。
・そのあと綺麗に洗い流します。
これで下処理が終了です。
塩漬けなどの漬物にする場合、根元に切り込みを包丁で入れておくとよいでしょう。
下ごしらえの重要性と塩漬けの仕方
比較的簡単な島らっきょうの下ごしらえですが、この下ごしらえをしておかないと美味しいらっきょう料理にはなりません。
さらに保存期間や保存状態も関係してきます。
下処理をしたらっきょうはすぐに味をつけたり調理したりしたいですが、すぐに調理しない場合は下処理せず、泥付きのまま新聞紙にくるみ、必ず冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。
常温保存ずると賞味期限も短くなるうえ、せっかくのしゃきしゃき食感が失われるからです。
食感を楽しめ、なおかつよく食べられている基本的な塩漬けの島らっきょうの作り方は、下処理した島らっきょうに下漬けを行います。
・らっきょうに塩をひとつかみ振り一晩置きます。
・そして洗って塩を流しますが、この時さっと流すのがコツです。
・鍋にお湯を沸かしざるに入れたらっきょうをさっと10秒ほどくぐらせます。
冷めたら出来上がりです。
とても簡単で美味しいレシピです。
島らっきょうのレシピあれこれ
らっきょう料理と言えば主に甘酢漬けばかりが思い当たりますが、島らっきょうはそのシャキシャキした食感を生かした料理方法が沢山あります。
代表的なのは塩漬けですが、そのほか天ぷらがあります。
生をそのままてんぷらにしても美味しいのですが、少し塩を振って食べてもとても美味しいです。
さらに食感を生かすためサラダに入れたりもします。
島らっきょう、カイワレ、レタス、しそ、豚肉を混ぜたものに塩コショウとポン酢で味付けするとさっぱりシャキシャキ食感でいただけます。
また豚肉と食べるという事がとても栄養をとるのに効果的でビタミンB1の吸収を高める効果が島らっきょうにはあるので、豚肉を入れることによりとても栄養価の高いサラダとなりますし、食感があるので、ダイエット食としても効果があります。
島らっきょう自体にも食物繊維が豊富ですし、よく噛むことで満腹感を得られるからです。
まとめ
下処理や下ごしらえを丁寧にすることにより、他の調理工程自体はとても簡単で栄養素満点の万能食材です。
しかし、食物繊維が多すぎて下痢になったり、胃粘膜が荒れたりすることもあるので、適度な摂取を心がけて美味しく上手く食卓に取り入れましょう。
今のあなたにおすすめの記事