一年中スーパーなどでは良く目にする『らっきょう漬け』のらっきょうですが、らっきょうの収穫時期っていつなんでしょうか?
また、らっきょうは分球すると聞いたことがありませんか?
そこで『分球』について、少し調べてみたいと思います。
『分球』って何?
私たちが食べているらっきょうは、球根の部分になります。
球根の植物は、土の中で成長するうえで、小球を作り子孫を増やしていきます。
チューリップを植えたことがある方は、ピーンと来られる方もいらっしゃると思いますが、花が咲き終わって、球根を掘り起こすと、植えた球根の周りに小さな球根がくっついて出来ていることがありますよね?
これを『分球』と言います。
らっきょうには、「1年堀り」と「2年掘り」があり、1年で収穫すると、大球になり、2年で収穫すると、たくさん分球してひとつひとつの大きさは小さくなるそうです。
花らっきょうなどは、この「2年掘り」です。
らっきょうの収穫時期は?
一般的ならっきょうは、エリアにもよりますが、大体8月中旬~9月下旬に植え付けをします。
収穫は1年堀りの場合は、翌年の6月~7月、2年堀りの場合は、その一年後になります。
また、太陽に当てないように育てて、まだ若いうちに収穫されたものは「エシャレット」と呼ばれ、生食に向いています。
名前の似ている「エシャロット」は、玉ねぎ系統のもので、この「エシャレット」とは、全然別物になります。
収穫時期は、3月下旬~4月上旬です。(6~7月まで待つと、普通のらっきょうになります)
そして、若いうちに収穫する早採りのものでも、沖縄で栽培されたものは、「島らっきょう」と呼ばれます。
8月下旬~9月頃に植え付け、収穫まで3ヶ月ほどになります。
まとめ
こうしてみると、収穫の時期によって名前が変わったり、一度に出来る球の数や大きさが変化したり、とても面白いですね。
体に良いとされているらっきょう、毎日少しずつ頂くのが健康にすごく良いらしいです。
是非取り入れたいですね!
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