にんにくは栄養が豊富な野菜で、抗菌作用が強い野菜でもあります。
抗菌作用が強いにんにくは腐ったりするのかどうかを調べてみました。
また、国産と中国産のにんにくの見分け方についても調べたので紹介します。
にんにくに含まれる成分と効能について
にんにくに含まれる主成分のひとつのアリシンとよばれる成分が疲労回復、滋養強壮、抗菌作用、血液をサラサラにするなどの様々な効果があるとされています。
アリシンはほかの成分と結合して化学変化を起こして、いろいろな成分に生まれ変わりいろいろな効果を引き起こしているのです。
にんにくの独特な臭いと辛味成分の素となっており、加熱することで量が減少します。
ビタミンB1とアリシンが結合することで、アリチアミンとなります。
ビタミンB1は必要以上に吸収されることが無く殆どが体外に排出されてしまいます。
アリチアミンになることで、吸収できる量が増えて疲労回復の効果があるとされています。
にんにくは腐る事はあるのだろうか?
抗菌作用が強いにんにくでも腐ることはあります。
にんにくは抗菌作用が強く病気などに強い野菜ですが、芽が出ると芽を成長させるために栄養が使われてしまい、にんにくの根の部分にある栄養が減っていきます。
栄養が少なくなったにんにくは、小さくなってしまい腐ってしまいます。
家庭で保存をする場合は、常温でも1ヶ月は保存することができます。
長持ちさせるためには、芽が伸びないように根元の部分を切り落としたり皮の部分を剥いてしまうと日持ちするようになります。
冷凍保存すると3ヶ月ぐらいは保存することができますが解凍して生食にする場合は、食感などが悪くなるのでおすすめはできません。
国産と中国産の見分け方
にんにくは国産のものだけではなく、海外からの輸入品があります。
とくに中国産とアメリカ産のにんにくは市場に大量に出回っています。
国産と中国産のにんにくの見分け方は大きさです。
国産の場合は、一つの欠片の数が大きく、数が少ないのが特徴です。
中国産の場合は、数は多く欠片が小さいのが特徴になっています。
まとめ
にんにくの効能には疲労回復や滋養強壮の効果がある。
にんにくも腐る事があり、芽が出ないように保存することが大事。
国産と中国産のにんにくの違いは、欠片の数。
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