にんにくは健康に良いというイメージがテレビや雑誌などでありますが実際にはどんな栄養が含まれていて、どんな効果が期待できるのかを調べてみました。
また健康には良いですが、妊娠中の人も食べてよいのかも調べてみました。
にんにくに含まれている栄養素
にんにくに含まれている栄養素の中でも注目されているのが、アリインやカリウムアルギニン、セレンなどの栄養素です。
他にも、たんぱく質やビタミン、炭水化物や食物繊維などの基本的な栄養素も含まれています。
にんにくはユリ科のネギ属の野菜で、タマネギなどと同じです。
アリインはにんにくの主成分となっている栄養素ですが、ニラやタマネギなどにも含まれています。
化学変化をおこし、アリインがアリシンに変化したりといろいろな成分と結びつき様々な効果を引き起こします。
食べるとどんな効果があるのか?
にんにくを食べることで期待ができる効果は、疲労回復や滋養増強、食中毒の予防などです。
また、動脈硬化などの予防の効果もあります。
疲労回復に効果があるのが、ビタミンB1です。
にんにくに含まれているアリシンはビタミンB1と結合することでビタミンB1の吸収率が上がり、体の中に留まりやすくなり疲労回復につながっています。
食中毒の予防になる理由は、にんにくに含まれているアリシンが高い抗菌作用があるからです。
動脈硬化になる原因は、悪玉コレステローグによてって脂肪が増えそれが血管の中で詰まってしまい傷をつけたり塞いだりするので動脈硬化になります。
にんにくを食べることで悪玉コレステロールが脂肪に変化するのを防ぐ効果があり血管を詰まらせにくくしています。
にんにくを妊婦や子供は食べても良いのか?
食べても問題はありませんが、適切な量を食べることが大事です。
にんにくは、健康に良い効果がありますが、過剰に摂取すればその効果が悪い方向に働いてしまい、害になってしまいます。
例えば悪玉コレステロールを減少させる働きは、過剰すぎると体に良い効果の菌なども減らしてしまいます。
血液の流れをよくする効果も過剰すぎると、血液の凝固を妨げる働きになってしまい鼻血が出たりします。
食べる時の適量は、生のにんにくで1欠片ぐらい。
加熱することで、アリシンが減少するので3~5欠片ぐらいが適量です。
子供や妊婦であればその半分ぐらいが適量です。
まとめ
にんにくの主成分はアリシンという成分。
食べることで疲労回復や滋養増強、動脈硬化の防止などに効果があります。
妊婦や子供の場合は生は1欠片の半分ぐらい、加熱したものは1欠片か2欠片までが適量です。
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