ニンニクと言えば様々な料理に使われる香味野菜で、ひとかけら使うだけで風味が増し、食欲も沸くので、好んで使う方も多いと思います。

そんなニンニクですが、やっぱり気になるのはあの独特の食後の口臭。

しかもこれがなかなかしつこくて困りもの!

特別な用事のときは特に気を使わなければなりません。

どれくらい期間を空ければ、この臭いが無くなるのでしょうか。

そこで今回は、気になるニンニクのにおいがいつまで続くのかを調べてきました!

ニンニク 臭い 時間

完全に消えるのは48時間後!?

ニンニクの臭いの元となるのは、ニンニクに含まれる「アリシン」と言う成分です。

もともとアリシン自体は無臭なのですが、刻んだり潰したりすると「アリシナーゼ」という酵素が働き、このアリシナーゼが空気に触れて活発になることで、あの臭いを発するのです。

ニンニクを食べたあとは、体内に取り込まれたアリシンが血液に乗って全身を巡るため、口臭だけでなく、汗や毛穴からもニンニク臭がするのはご存知でしたか?

口臭の方は3時間程度で気にならなくなりますが、アリシンは体内に残ったままなので、16時間たってもまだ効果が続くようです。

ニンニクを食べた量や、代謝によっても違いますが、アリシンが完全に体内から排出されるのは、なんと48時間後!

2日もこの臭いに悩まされるなんて困りものですね…

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にんにく臭を予防しよう!

そんなニンニク臭を予防する方法はないの?と思った方、ご安心ください!

様々な方法でニンニク臭は予防できるので、ご紹介しますね。

まずは調理法。

臭いの元であるアリシナーゼは実は熱に弱く、また、極力空気に触れる時間を減らしたり、刻んだり潰したりすることのないように、粒ごと料理してしまうのも手です。

なので、にんにく臭を気にせずたっぷり食べたいときは、粒ごとオリーブオイルで煮込んで、アヒージョ風の料理にしてしまいましょう!

粒ごとですし、火も通してあるので、これでアリシナーゼが働くのを未然に防ぐことができます。

もしスライスして使いたいときは、水中でスライサーを使うと良いそうです。

アリシナーゼが空気に触れませんから、働きが活発になるのを防いでくれますよ。

食後の臭いが気になる方は、食前に牛乳を飲むと良いでしょう。

牛乳に含まれるタンパク質はアリシナーゼと結びつきやすく、臭い成分を包み込んでくれるため、大幅な臭いカットが期待できます!

まとめ

以上、ニンンニクの臭いがいつまで続くかについてご紹介させていただきました。

48時間も臭いが続くなんて、ちょっとビックリでしたね。

しかし、ニンニクには様々な健康効果をもたらしてくれる働きがありますし、においに臆さず、ぜひたくさん食べてほしいです。

もしも臭いを気にせず食べたいときは、上記で紹介したことを参考に、時間を調整したり、対処法を試してみてくださいね!

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