らっきょうと言えば、なんといっても『らっきょうの甘酢漬け』ですよね。
そのまま食べるのはもちろん、色々なお料理に使ったり、カレーのトッピングはもう王道ですね。
では、甘酢漬けの『漬け汁』の方はみなさんどうされていますか?
私はだいたい捨ててしまっていたのですが、ある時ふと「これって飲めるのかな?」と思い、調べてみました。
らっきょうの成分と効能
まずは、らっきょうの成分と効能から見ていきましょう。
『フルクタン』
水溶性の食物繊維 → 便秘予防の効果
血糖値の上昇を抑える 整腸作用 → ダイエット効果
コレステロール値の上昇を抑える効果 → 生活習慣病予防
『ジアリルスルフィド、サポニン』
発がん抑制 → がん予防の効果
『硫化アリル』
血液さらさら効果 → 動脈硬化予防
免疫力を高める効果 → 風邪の予防
発汗作用 → 解熱の効果
ビタミンB1の働きを高める効果 → 疲労回復
らっきょうのお話なのか、薬のお話なのか分からなくなってくるくらい、らっきょうには体に良い成分と効能があるのですね。
それもそのはず、もともと中国から漢方薬として入ってきたようです。
これだけの効能を見れば、納得です。
らっきょうの汁は?
では、らっきょうの漬け汁ですが、これはどうでしょうか。
らっきょうに含まれる『フルクタン』は、熱に弱く、また酢漬けなどの加工でも残念ながらその成分は減少してしまいます。
しかし、血糖値やコレステロール値の上昇を抑制する効果が期待される『フルクタン』はなるべく摂取したい成分ですよね。
一番たくさん摂取する方法は、らっきょうを生で食べるのがもちろん良いのですが・・・なかなか生は食べづらいですね。
では、らっきょう漬けで食べる場合、一緒に漬け汁も頂くと、漬け汁に溶けた成分も摂れます。
その場合、水や炭酸水などで割っていただきましょう。
しかし、食べ過ぎ、飲み過ぎは、胃もたれや、人によっては下痢になることもあるようなので、摂り過ぎには注意しましょう。
今のあなたにおすすめの記事