健康食品のにんにく。
その昔は薬として使われていただけあり、とても薬効作用のある食物です。
その薬効効果とはどんなものがあるのか、男性と女性でそれぞれに嬉しい効果があるのでしょうか。
にんにくの歴史と摂取量
にんにくは滋養強壮に効く食物ですが、古くは古代ギリシャでピラミッドを作る労働者が疲労回復のために食べていたと言われています。
にんにくはエジプトを経てインド、中国に渡ったといわれています。
そのにんにくの栄養価は高く評価され広く知れ渡るようになったのです。
日本には朝鮮から渡ってきたと言われていて、万葉集や源氏物語の中にも登場するほどです。
このころは薬効成分を生かし、風邪薬、肺病疲労回復剤といった薬として用いられていたようです。
このように薬として扱われていた反面、やはり摂りすぎは良くありません。
効能が強い分、1日の摂取量を守って食べなければなりません。
1日の摂取量は成人で2~3片と言われています。
にんにくを食べすぎるとお腹が痛くなり、下痢や便秘を引き起こします。
さらに血が止まりにくくなったり、皮膚が荒れるなどの症状が出ることがありますので注意が必要です。
特に胃腸が弱い人は1日の摂取量でも多い場合があります。
男性におけるにんにくの効果
にんにくには本当にさまざまな効能があるのですが、その中で男性にいいとされる効能が、やはり滋養強壮と疲労回復作用です。
疲れやすい社会の中で生活する男性の強い味方になってくれます。
にんにくには精力減退、疲労回復に効果的なので、精力的な活動が出来ます。
よく売られている精力剤よりもにんにくを食べた方がよく効くと言われています。
特に40台前後は疲労物質を分解しずらくなってくるため、定期的に摂取したい食べ物です。
ただ、どうしても臭いがあるにんにくを毎日摂取するのは難しいのでにんにくサプリなどがおすすめです。
精力剤や滋養強壮ドリンクを飲むよりは、にんにくサプリの方が健康的に精力アップや代謝力をアップさせるのに効果的でしょう。
女性におけるにんにくの効果
男性に比べ、女性はにんにくは臭いがあるしあまり食べないという人が多いかもしれません。
しかし、実はにんにくは女性に最も効果的な食物なのです。
男性イメージがあるにんにくですが、古くは妊婦の健康のために摂取していたくらい女性に優しい成分が沢山含まれているのです。
にんにくは美容に一番効果のある食材なのです。
にんにくにはスコルジニンと呼ばれる体内のエネルギーを消費しやすくする働きがあります。
代謝を上げやすくするということですね。
にんにくを少しずつでも毎日摂取すると基礎代謝があがり、ダイエット効果が生まれるということです。
さらににんにくの臭いの元になっているアリシンという成分は臭いの元で毛嫌いされそうですが、このアリシンこそ抗酸化作用があり、老化の原因である酸化を防いでくれるのです。
なので美肌作用もあり、肌が若返り綺麗になる効果が期待できるのです。
まとめ
にんにくは男性にとても効果があるのかと思いきや、女性にも相当なダイエットや美肌といった効果があるようです。
臭いを気にしてあまり食べない女性にこそ摂取しておきたい成分ばかりだという事がわかりました。
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