アトピーで苦しんでいる人の悩みは皮膚の乾燥による痒みが主な悩み。

それを薬などで緩和することは出来ても、なかなか良くならないのが現状です。

そんな時に話題になってるのは高い保湿効果が生まれるといわれる「にんにく風呂」。

しかしにんにく風呂ってなんだか刺激やにおいが強いイメージありますよね。

にんにく 風呂 保湿 アトピー 体臭

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎に苦しんでいる人は国内に250万人以上に上ると言われています。

アトピー型の気管支喘息やアレルギー鼻炎、じんましんなどが発症しやすい体質に外部などの刺激により痒みが生じてしまうという慢性的な皮膚疾患の事をいいます。

原因としては精神的ストレス、食べ物、ハウスダストなどの環境的な要因もありますが、遺伝的に皮脂が極端に少ないからといった原因もあります。

温まると痒くなるので冷やすといった処置を行いがちですが、根本から治療するには免疫力を高めるためにも温めた方がよいのです。

そこでにんにくが注目されています。

にんにくの中に含まれているアリシンがアトピー性皮膚炎に効果的ではないかという事が近年わかってきたのです。

ただ特に女性はにんにくが苦手な人もいるかと思います。

そこで登場するのがにんにく風呂というわけです。

にんにく風呂のやり方

にんにく風呂はその成分が湯に溶けだしてとても保温・保湿効果が得られる入浴方法です。

特に寒い季節、保温効果もあるこの入浴法は風邪予防はもちろん女性の悩みの冷え性や美肌効果も期待できる入浴方法です。

にんにく風呂のやり方はにんにく一個をネットやガーゼに入れて浴槽に浮かべるだけです。

臭いが気になる場合はレモンを1切れ入れてみましょう。

とても身体の芯から温まりお肌も潤う事でしょう。

しかし、どうしてもにんにくの臭いが身体や浴槽につくのでは?と心配になりますよね。

体臭としてにんにく臭くなるのではと思われると思います。

しかし、いざやってみると臭いはほぼありません。

もちろん、浮かんでるにんにくをつぶしたりしたら臭いは強くなりますが、普通に入浴する分には臭いが気になることも、体臭が臭くなることもありません。

スポンサードリンク

にんにくの臭い消し

にんにく風呂を用意したとき、手ににんにくの臭いが移ってしまった、などにんにくの臭いが気になる場合は、レモン汁かはちみつ黒酢を使って手を洗ってみましょう。

そうすると臭いが消えます。

浴槽の臭いが気になる場合はにんにくを電子レンジであらかじめ30秒ほど加熱してからガーゼにくるみお風呂にいれ、さらに気になる場合はレモンを一緒に入れると大分臭いがしなくなります。

ただ、レモンは刺激が強いため入れる際の量には注意です。

アトピーで荒れている肌にはちょっと刺激が強い場合があり逆効果になってしまう事もあります。

20分くらいの入浴のあと、シャワーなどは使わず、タオルでゴシゴシ擦らないようにして水分をふき取りましょう。

これで乾燥肌の保湿と芯まで温まることで免疫力を上げて、アトピーの痒みを軽減できます。

まとめ

にんにくを使うことによって体臭がにんにく臭くならないか気になるにんにく風呂ですが、きちんとした量と対策をすれば臭いも気にならず、アトピー肌にも免疫力向上にも効くという事がわかりました。

寒い冬は特ににんにく風呂で芯から温まりたいですね。

スポンサードリンク

今のあなたにおすすめの記事

スポンサードリンク