健康のために、にんにくを食べている人はいるのではないでしょうか。
しかし、健康のためににんにくを食べた後、胃がムカムカしたり下痢や腹痛になったりすることもありますよね。
それは何故なのでしょうか。
にんにくの栄養素と摂取量
にんにくは健康食材です。
様々な栄養素が含まれていてさらに、独特な味やにおいを好む人もいると思います。
にんにくの栄養効果は疲労回復、血行改善、肩こり、冷え性、動脈硬化予防、等々、いろいろな健康効果が得られるためスタミナ料理としてよく使われます。
さらに除菌作用があるので風邪予防にも効果があります。
ただ、どんなに健康に良くても過剰摂取は良くありません。
摂取しすぎは身体に逆に悪影響です。
一日のにんにく摂取量は生にんにくの場合1かけ、火を通したにんにくは3かけです。
あくまで大人の場合で子供は半分以下の摂取量です。
この摂取量よりも多く摂取してしまうと悪影響が出てきてしまいます。
この摂取量以上の量をとらないようにするべきです。
にんにくの過剰摂取
にんにくを過剰摂取すると、どのような影響が出るのでしょうか。
にんにくを食べた後、胃がムカムカするといいう人は結構いるかと思います。
これはにんにくの除菌作用が強すぎるので胃腸内で悪玉菌や善玉菌まで除菌してしまうのです。
そのせいで腹痛を起こしたりします。
過剰摂取が原因で善玉菌までもが攻撃されてしまうので腸内での消化・吸収がうまくいかなくなります。
これにより下痢や便秘まで引き起こしたり、胃腸が荒れてしまうのです。
荒れるといえば腸が荒れるとビタミンを生成できなくなるため肌も荒れてしまいます。
腸にはビタミンを生成してくれる菌があるのですが、にんにくを過剰摂取するとその菌を攻撃してしまうのです。
ビタミン不足になると肌荒れや口内炎が酷くなります。
にんにくを摂取するときの注意点
にんにくには気を付けなければいけないことがあります。
にんにくの作用には溶血作用というものがあり、血液凝固障害があり障害がある人や、薬を服用している人は注意が必要です。
血液凝固薬、坑血小板薬を服用している人はその効能をむやみに強めたりもするので避けた方が無難でしょう。
その他妊娠中や授乳中の過剰摂取も良くないので食べ過ぎには気をつけましょう。
さらに女性に多い便秘もにんにくの除菌作用により善玉菌が過剰に撃退されてしまい、消化吸収がうまくいかなくなることにより起こる原因の一つでもあります。
ほどよいにんにく摂取なら悪玉菌だけ退治されるのでお腹の調子も良くなります。
しかしながら適量に摂取することにより上げればきりがないほどの効果が沢山ありますので、なにごとも過剰な摂取は良くないということです。
一日の摂取量を定期的に食べることが健康への一歩です。
しかしたとえ一日の摂取量を守っていたとしても、体調により胃が持たれていたりムカムカしたりすることがありますので、注意しましょう。
まとめ
にんにくはありとあらゆる効能を持つ健康食品なのですが、過剰摂取は良くないということです。
さらに体調があまりすぐれない時も胃腸が弱り食べ過ぎると具合が悪くなりますので、一日の摂取量と体調を考えて、健康的に摂取したい食品です。
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