「ニンニクを冷蔵庫に入れておいたら芽が出てきた」ということがあります。
この芽、食べてよいのでしょうか。
ジャガイモの芽は毒ですが、ニンニクの芽はどうなのでしょうか。
ニンニクの芽は毒ではありません
買ったまま、冷蔵庫に放置していたニンニク。
芽が出ていたらそのまま廃棄でしょうか。
じゃがいもの芽には毒があると言われていますが、ニンニクの芽は毒ではありません。
食べてもまったく問題はありません。
芽が少しだけで出ていて、ニンニク自体が買ってきたばかりと状態が変わらないのであれば、そのまま芽ごと調理に使って構いません。
ニンニクの芽は本体の中では芯になっています。
芽も芯も焦げやすい部分でもあるので、気になるならば取り除いた方がよいでしょう。
しかし、芽が出きってしまって、ニンニク本体が萎びて皮と本体が離れてしまったような状態になると、ニンニク自体の食感も悪く、味も落ちています。
その時には、ニンニク本体を食べるのはあきらめて、芽だけを調理します。
芽を刻んで炒め物やスープの彩りに使ってもいいでしょう。
ニンニクから出た芽はスーパーに売っている茎ニンニクと同じ?
スーパーに売っている茎ニンニク(ニンニクの芽)は、ニンニクから伸びた芽と同じものです。
芽が出たニンニクを皿に入おいて、水耕栽培を試みるのもよいでしょう。
ニンニクの保存はどうしたらいい?
ニンニクは収穫された後も呼吸をしています。
つまり、いつでも発芽可能な状態となっています。
芽を出さないようにするためには、呼吸を抑えるのがいちばん。
それはやはり冷蔵保存です。
ニンニク自体は表面に傷がつかなければ無臭ですので、ビニル袋に入れると、湿気でカビが発生しやすくなるので、ネットなどに入れて保存してください。
使い切れないほどに買いすぎてしまった場合は、しょう油やオイルに漬け込んでみてください。
特に、炒め物をよくするのであれば、しょうがとニンニクをみじん切りにして、サラダオイルに漬け込んでおくと保存がききます。
調理のたびにみじん切りにしなくてもよくなり、料理の時短になります。
また、オイルにしょうがとニンニクの風味が移り、よい調味料になります。
まとめ
ニンニクから出ている芽は毒ではありません。
芽が出たばかりであれば、ニンニク本体と一緒に調理に使っても問題ありません。
芽が伸びきった場合は、炒めものやスープの彩りや具に使えます。
ただし、ニンニクの芽やその根本にある芯は焦げやすい部分でもあるので、気になる時は取り除くとよいでしょう。
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