6月~7月が旬のらっきょう。
「生のらっきょうを漬けものにしてみたい!」と思っているかたも多いのではないでしょうか。
甘酢漬け、しょう油漬け、はちみつ漬けなど、どれもおいしそうで迷いますよね。
自分好みの味に仕上げることができ、意外と簡単ならっきょうの漬けものですが、作り方には大きく2パターンあるようです。
ひと手間かかる本漬け
らっきょうの基本の漬けかたともいわれている「本漬け」。
約2週間、しっかりと塩で漬けることからはじめます。
この段階で乳酸発酵したらっきょうになります。
そして次に、塩抜きをして熱湯に10秒ほどくぐらせ、好みの調味液に漬けてできあがりです。
乳酸発酵しているのでおいしさも違います。
甘さやうま味が多くなり、シャキシャキの食感も持続します。
塩抜きの加減を調節するのが面倒ですが、ひと手間かけたにふさわしい味を楽しめるはずです。
塩漬けの方法は、まず、らっきょうの根と茎をきれいに切り落とし、薄皮がはがれ落ちるようにもみながら洗います。
次に、1kgのらっきょうに対して水700mlと塩150gを用意し塩をよく溶かします。
そこによく水気をきったらっきょうを漬け、冷暗所で2週間ほど置いてできあがりです。
その後は塩抜きをして調味液に漬けます。
ひと手間はぶく簡単漬け
「簡単漬け」とは、塩で漬けるいわゆる下漬けをはぶく漬け方です。
「とにかく簡単に漬けたい!」というかたには、オススメです。
根と茎を切り落として、もみ洗いをするところまでは本漬けと同じやり方です。
そのらっきょうを熱湯に10秒ほどくぐらせ、しばらくそのままにして粗熱をとります。
その間にらっきょう酢を作ります。
鍋に150mlの水と250gの氷砂糖を入れて火にかけ、沸騰したら火を止めます。
冷めたところに米酢を350ml入れて完成です。
そして味のポイント、鷹の爪も入れます。
量はお好みで加減してくださいね。
できたらっきょう酢に漬けて冷暗所で保存すればできあがりです。
食べごろは約2週間後からです。
きざんだ昆布を入れたりレモンを入れたりすれば、ひと味違った味が楽しめるそうですよ。
まとめ
漬けものは難しいイメージですが、簡単漬けならば作ったことがないかたでも挑戦できそうですよね。
カビには注意しなければなりませんが、約1年は保存できます。
生のらっきょうが手にはいったら試してみてはいかがでしょうか。
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