普段、カレー専門店などでもよく目にする”福神漬け”や”らっきょう”。

あたりまえの光景なので不思議に思ったことはないかもしれませんが「なぜカレーには”福神漬け”や”らっきょう”なの?」と聞かれたら答えられないのではないでしょうか。

世間では、”福神漬け派”と”らっきょう派”に二分するようで、ネット上でもどちらが好きか、熱く語られているようですね。

世間では、やはり、クセの少ない”福神漬け”に軍配が上がるようなのですが・・・

今回は、私の大好きな”らっきょう”について、由来など調べてみようと思います。

らっきょう カレー なぜ 由来

カレーに「らっきょう」はいつから?

カレーにらっきょうが添えられるようになったのは何時なのか…

実は、あまりはっきりとした事は分からないようで、諸説あります。

・最初ピクルスが添えられていましたが、ピクルスの独特の酸味と香りが日本人の口に合わなかったので、ピクルスに似ていたらっきょうが添えられるようになった。

・お口をさっぱりさせる働きがあるので、らっきょうを出すようになった。

・戦前のお話、列車食堂で帝国ホテルが、らっきょうをカレーに添えて出したのが始まり。

など言われているようです。

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どうしてカレーに「らっきょう」なの?

ひとつには、先ほども出てきました、パンチの利いたカレーを食べて、途中でお口の中をさっぱりとさせる意味で、らっきょうが良いのかもしれませんね。

でも、らっきょうの成分と効能を見れば、「なるほど!」と思えたのです。

らっきょうの成分を見てみると・・・

・硫化アリル

硫化アリルには、ビタミンB1の吸収を助ける役目があります。

ポークカレーの豚肉には、ビタミンB1が多く含まれており、効率よく吸収できる効果が期待できます。

・フルクタン

水溶性食物繊維(フルクタン)を多く含んでおり、血糖値を下げたり、中性脂肪の低下、コレステロールの排出、排泄に効果があるとされています。

カレーには油脂も多く含まれるので、良いですね。

まとめ

ポークカレーの豚肉には、ビタミンB1が多く含まれているので、らっきょうのビタミンB1の吸収を助ける効果があるらっきょうは、とても相性の良い付け合せと言えますね。

また、中性脂肪の低下、コレステロールの排出効果など、カレーには油脂も多く含まれるので、良いですね。

そのほかにも、らっきょうはガンの予防効果や美肌効果、血液サラサラ効果などに期待の持てる食品ですので、カレーに限らず、毎日の食卓に4粒程度食べるととても良いそうです。

しかし、食べ過ぎは胃を荒らしたりすることもあるので、注意しましょう。

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