数年前に冷凍餃子事件や期限切れの鶏肉沽券などの悪いニュースが報道されて以来、すっかり中国産と聞くと大丈夫なのかな?と心配されるかたも多いはずです。
しかし国産のにんにくは1つ300円近いのに、中国産だと3つで100円と格安ですよね。
今回は中国産のにんにくの安全性や栄養面についてです。
中国の土壌汚染
中国の農作物の怖いところは汚染水が巻かれていることではなく、汚染された土壌で作られていることにあります。
作物は当たり前のように土壌に根を張り、養分を吸い上げて大きく育っていきますが、命の源である土壌はなんと日本の数十倍も汚れているとのことです。
何で汚染されているかというとカドミウムやニッケルやヒ素なのです。
日本でも随分昔にカドミウムが原因でイタイイタイ病という病気が社会問題となりましたが、中国では今まさに各地でイタイイタイ病が引き起こされているのです。
中国の農地の約5分の1が汚染されている現状ですので、その5分の1の農地で作られたにんにくであれば危険だと言えます。
使われている農薬がやばい!
中国から輸入される野菜類の半数から発がん性のあるメタミドホスが高濃度で検出されたことはご存知でしょうか?
いろんな食材から漂白剤や二酸化硫黄や虫を退治するのに使用される多くの成分が検出されています。
このように危険な物質が入ると、アレルギーの異常反応や呼吸器に障害が出てきて気管支炎などにもなってしまうのです。
にんにくも検出された野菜の一つですので栄養面も優れていて安全な食材だとは、決して胸を張って言えません。
全ての中国産のにんにくが汚染物質に侵食されているわけではありませんが、たくさん並んでいるにんにくの中から汚染されていないものを選ぶこともできないので、いくら価格が安くても躊躇してしまいます。
中国の公害
現在中国では、南部の珠江や東部の揚子、東北部の旧工業地帯などで昔の日本のような公害が深刻な問題になっています。
高度成長期によって何かが犠牲になることはとても悲しいことです。
日本に輸入されているにんにくも、この地域から入ってきていないとは言えないので危険な部分もあります。
まとめ
自給自足のみで生きていくことは難しいので何かしらにお店などに買いに行く食材ですが、いろんな知識を取り入れて自分自身で身を守ることが大切なように思えます。
中国の土壌問題も早期解決に向かうことをただ願うばかりです。
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