にんにくの成分は体にいいことは皆さんご存知かと思いますが、その成分は加熱しても破壊されないのでしょうか?

壊されない成分について調べてみました。

にんにく 成分 加熱 分析

驚異のビタミンB6

にんにくは、唐辛子の次に豊富にビタミンB6が大量に含まれている食材です。

ビタミンB6は皮膚や粘膜を丈夫に保ってくれる効果があるため、不足すると湿疹や皮膚炎や肌荒れになったり口内炎ができやすくなります。

特に体の調子が悪くバイオリズムが壊れている時にビタミンB6は不足してしまうのですが、誰もが不足していることは気づきにくい部分もあります。

イライラしたり、肌荒れがひどい場合は不足しているサインです。

イライラがすごいかたに3ヶ月続けてにんにくを食べてもらうと驚くほど穏やかになった、という例もあるぐらい効果はバツグンみたいですよ。

にんにく一片には0.15gのビタミンB6が含まれています。

1日の摂取目安は1g程度なので二片で約3分の1も摂取できることになります。

電子レンジでも壊れない!

ビタミンB6は水に溶けやすく熱に弱い性質があります。

しかし、ビタミンB6は加熱しても加熱する前に比べると50%以上残っていたそうです。

凄い力があることが証明されているんですね。

電子レンジで温めると熱で破壊されているというよりは、にんにく独自の水分とビタミンB6が流れ出てしまうというかんじなのです。

なので加熱をしすぎなければ栄養成分はしっかりと残るということですね。

目安としては500Wで1分~2分が適度になりますので十分に気をつけましょう。

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アリシンは破壊される?

にんにくの臭いの元でもあるアリシンですが、この成分は熱に弱く壊される傾向にあります。

ただ全てが壊されてしまうというわけではありません。

しかし臭いが和らぐ効果がありますので、逆に加熱することが望ましいのです。

生のままであれば一片程度の摂取でも、過熱したら二片~三片の摂取が1日で可能になるからです。

また、アリシンの効果が半減された分はビタミンB6が補ってくれるとのことです。

まとめ

加熱を少ししたぐらいではそこまで成分が壊されないことが分かりました。

研究ではガン細胞も抑制する効果があることが実証されているので、今後も益々期待の多いにんにくを適度に食べたいかぎりです。

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