にんにくは多くの効能をもつ食材ですが、食べ過ぎるといろいろな副作用があるようです。
今回はにんにくの大量摂取による副作用について調べてみました。
にんにくの副作用
にんにくの副作用には、様々な症状があります。
下痢、腹痛、便秘、鼻血、めまい、貧血、肌荒れ、口角炎、舌炎、皮膚炎、など。
またにんにくには溶血作用があるので、血液凝固系の障害のある人は食べてはいけません。
また、抗血液凝固薬や抗血小板薬でもあるアスピリンとの併用はその効果を強める恐れがあるので避けたほうが良いと言われています。
また、外科手術前や妊娠中、授乳中の過剰摂取も危険性が示唆されています。
にんにくの副作用の原因は
にんにくには除菌作用があります。
これを摂取しすぎることにより、本来の効果、悪玉菌を無くすだけでなく、善玉菌までも壊してしまうのです。
また空腹時に生にんにくを食べ過ぎると胃腸を刺激しすぎてしまいます。
それにより胃腸障害がおこり、下痢、便秘、腹痛などを引き起こしてしまいます。
またビタミン生産菌という細胞もにんにくの大量摂取により無くしてしまうこととなり、ビタミン欠乏症が起きることがあります。
それにより、口角炎、舌炎、皮膚炎、肌荒れなどを引き起こすのです。
また血液サラサラにする成分を摂取しすぎることによりヘモグロビンを減少させ、貧血やめまいなどを起こします。
にんにくの1日の摂取量
にんにくの１日の摂取量は生で1日１片、火を通したにんにくで１日２〜３片と言われています。
子供が食べるときは体の大きさに合わせて調整しましょう。
まとめ
にんにくは適量食べることで健康効果を多く得られる食材ですが、大量摂取により、かえって健康を害してしまいます。
にんにくに強い刺激臭があるのは、その警告なのかもしれません。
適量を美味しくいただき、にんにくの良い効果だけを引き出し、日々の健康に役立てるように注意して摂取しましょう。
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