お馴染みのらっきょうですが、「らっきょう」と「らっきょ」、どちらが正解か、ご存知でしょうか?
「らっきょう」と「らっきょ」
実は、調べてみると「らっきょう」が正式名称らしいのです。
広辞苑には「らっきょう」とあり、「らっきょ」の記載はないのです。
地方によって、「らっきょう」の方が浸透していたり、「らっきょ」が通称されていたりするみたいですね。
ちなみに、「らっきょ」で検索をかけると、画像の中に『井出らっきょ』さんの写真がありました。
この芸人さんは、『井出らっきょう』さんではなく、『井出らっきょ』さんなんですね!
ではそんな、「らっきょう」の種類について調べてみます。
らっきょうの種類
らっきょうは、その昔平安時代に中国より『漢方薬』として日本にもたらされたようです。
その後、江戸時代には薬用ではなく、食用として栽培されるようになり、明治以降になると、日本国内でも栽培するところが多くなったようです。
では、種類と特徴を見てみましょう。
・らくだ
もっとも一般的な品種。収穫量も多く、粒も大玉品種。
国内に漬物用としてもっとも出回っている。
・玉らっきょう
台湾などから、甘酢漬けなどの加工食品として日本に輸入されている品種。
きれいな花を咲かせることから、「花らっきょう」とも呼ばれています。
・花らっきょう
台湾から輸入された「玉らっきょう」から作られた品種。
福井県で栽培されており、収穫までに3年かかる。
希少で収穫も時間がかかるので、最も高級品である。
・八房
収穫量はやや少なく、重量が軽い中玉品種。
「らくだ」と「玉らっきょう」の中間くらいのサイズ。
・九頭竜
最近新しく品種改良された、小玉品種。
その名前の通り、小さな玉が分球し、たくさん収穫される。
・エシャレット
生食用に品種改良された早採りのらっきょう。
「エシャロット」とは全く別物である。
まとめ
らっきょうと一口に言っても、色々な品種があるのですね。
食べ比べしてみてもおもしろいかもしれませんね。
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