らっきょうや、島らっきょうの酢漬けにはどんな方法があるのでしょう。
また、賞味期限はどのくらいなのでしょうか。
調べてみました。
らっきょう・島らっきょうの酢漬けの作り方
土付きらっきょうの漬け方を紹介します。
・最初に、バラして土をよく洗い落とします。
・ひげ根は根元ギリギリのところで切り落とします。
・茎は少し残す程度に切り取ります。
・流水で洗い、ざるに上げます。
この時、切り口から水をどんどん含んでしまうので、手早く洗うようにしましょう。
・一つかみの塩をらっきょうにまぶして一晩おきます。
これは水分を出して芽の成長を止め、腐敗を防止するための下漬けと言われる工程です。
・一晩おいたらさっと水洗いをし、ざるにあげ、たっぷりの湯にざるごと10秒間くぐらせ湯きりをして冷まします。
・らっきょうをビンに入れ市販のらっきょう酢を注ぎます。
らっきょうがしっかりとかぶるくらいまで入れましょう。
・最後に唐辛子を入れて出来上がりです。
2〜3日間は、ビンを大きく振り、冷暗所に置いて保存します。
3週間後から美味しくいただけます。
もう少し手軽に漬ける場合は、洗いらっきょうを利用すると良いでしょう。
洗いらっきょうは下漬けの工程がすでに行われていますので、熱処理のみですぐに漬けることができるので、初めての人にはおすすめの漬け方です。
ただし、洗いらっきょうは水分を含んで柔らかくなっているため、傷みやすく歯ごたえも土付きに比べて劣ってしまいます。
また、先ほどご紹介した方法よりも、さらに本格的に漬ける方法もあります。
下処理に手間をかける方法です。
塩漬けに10日間、塩抜きに数時間かかりますが、乳酸発酵するので、甘味や旨味が増し、カリカリの食感も長く続きます。
基本的な工程、下処理→下漬け→熱処理→本漬け→熟成を覚えておくとよいですね。
らっきょう・島らっきょうの賞味期限
基本的に手作りをした場合、しっかりと殺菌された容器に、らっきょうがしっかりとかぶるくらいの酢でつけた場合、1年位は大丈夫だそうです。
ただし、作り終わった後の取り扱いによっては、白く濁ったり、表面に白いものが浮いてきたりと、カビが生える可能性がありますので、取り扱いには十分に気をつけましょう。
それには、まず食べる分だけを、日の当らない冷暗所に保管しておき、その他の分はしっかりとふたを閉めて冷蔵庫へ保管しましょう。
常温にしておくものは少なくとも1ヶ月以内には食べるようにしましょう。
できるだけ、ふたの開け閉めを少なくし、雑菌の侵入や空気に触れる回数を少なくするのが重要です。
常時保存したものは、時間とともにシャキシャキとした食感が失われてきますので、いずれにしても、早めに食した方が良いようです。
また、手作りをする際に、洗いらっきょうを使用した場合、塩漬けの工程を飛ばして直接漬けていますので、除菌効果が薄れ、カビが生えやすくなります。
その場合は常に冷蔵保存するとともに、上記同様、取り扱いには十分気をつけましょう。
市販のらっきょうの場合、腐ることはないので基本いつまででも食べられるそうです。
ただし、手作りのものと同様、取り扱いによっては、カビが生えてしまったり、食感が薄れてしまったりするので、何にしても早めに食することをおすすめします。
まとめ
らっきょうの漬け方は思っていたよりも簡単に漬けることができるのだとわかりました。
取り扱いさえ気をつければ1年中食べることのできる健康食材ですので、是非チャレンジしてみましょう。
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