らっきょうは健康食材として知られていますが、どのような栄養素、どのような効果があるのでしょう。
調べてみました。
らっきょうの栄養素
らっきょうが健康食材と呼ばれる主な栄養素は、アリシン(硫化アリル)、フルクタン、アミノ酸、サポニン、ポリフェノールなどです。
アルシン(硫化アリル)は辛み成分、つまりニンニク独特の強い臭いはこの成分からきています。
硫化アリルは血液をさらさらにする効果があります。
フルクタンとは、食物繊維の一種です。
通常、食物繊維は、不溶性食物繊維が多いのですが、らっきょうには野菜からは摂りにくい水溶性食物繊維が含まれています。
その量は、ごぼうの3〜4倍とも言われています。
らっきょうの効果・効能
上記のような栄養素を含むらっきょうにはどんな効果・効能があるのでしょう。
実は想像以上の効果・効能があるのです。
血液サラサラ効果、コレストロール抑制、血栓予防、血行促進、疲労回復、食欲増進、便秘解消、利尿作用、発汗作用、整腸作用、除菌作用、風の諸症状を鎮める効果、動脈硬化予防、高血圧予防、ガンの抑制、血糖値の改善、中性脂肪を下げる、美肌、精神安定作用、胸や心臓の鎮痛。
と、これだけたくさんの効果があるのです。
らっきょうの摂取量
たくさんの効果・効能があることがわかったらっきょうですが、たくさん食べれば良いというわけではありません。
だいたい、毎日5粒くらいが適量だと言われています。
たくさん摂取しすぎると、その効果・効能の高さが故、胃に負担がかかることがあり、胸焼けや胃もたれを発症することもありますので気を付けましょう。
まとめ
実はらっきょうにはこれだけの効果・効能があるにもかかわらず、栄養学的な価値はあまりないそうです。
ビタミンやミネラル等もわずかしか含まれていないそうです。
ですから、あくまで栄養補助食品という感覚で、他の栄養価の高いお野菜といっしょに食べて、バランスの良い食事を大切にしましょう。
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