今、らっきょうがとても注目されているというのはご存知でしょうか?

その中でも沖縄名産「島らっきょう」はとても栄養価が高いのに、ローフードでダイエットの味方でもあると言われています。

その昔らっきょうは中国より日本に伝わりましたが薬用として育てられていました。

それが日本に渡り食用として現代まで作られているのです。

そんな島らっきょうの栽培方法はどのように栽培されていて、家庭でも作ることができるのでしょうか?

島 らっきょう 栽培方法

島らっきょうの歴史と特徴

島らっきょうは中国伝来の野菜です。

中国では漢方に使われていましたが、日本では野菜として好まれます。

沖縄野菜の代表的存在で、生はもちろん、塩漬けやてんぷら、チャンプルーにまで変化し食べられています。

島らっきょうは中国原産のユリ科のネギ属であり多年草です。

よく見かける本土のらっきょうよりも小ぶりで歯ごたえがシャキシャキしていて独特な苦みと臭いもありますが、とても癖になる味です。

とても成長が早い野菜ですので保存方法として高温多湿をさけ、できれば泥がついたままの島らっきょうを新聞紙にくるんで冷蔵庫で立てて保管するのがいいでしょう。

島らっきょうは低カロリー食品なのにとても栄養価が高く、食物繊維が非常に豊富であります。

が、反面食物繊維が豊富すぎて食べ過ぎると下痢などを引き起こしてしまう可能性がありますので食べ過ぎには注意しましょう。

島らっきょうの栽培の仕方

通常のらっきょうの植え付け時期は8月中旬~9月下旬に植え付けを行いますが、島らっきょうは8月末~9月上旬に植え付けを行います。

植え付ける土ですが、「島尻マージ」と呼ばれる琉球石灰岩が風化してできた土壌で、赤っぽく、保水力が強く、下層が固くなりやすいが、表面が柔らかいので扱いやすいという土壌です。

10センチ間隔で植え付け、表面が乾いたタイミングで水やりをします。

水やりが多すぎたり、逆に乾きすぎると根が腐る原因となります。

普通のらっきょうもそうですが、土壌適応が大変高い植物ですので、多少の事ではだめになることはありませんが、葉色が薄くなってきたりした場合は肥料を上げて様子を見てください。

植え付けより約100~120日で収穫します。

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家庭菜園で島らっきょうは育つ

とてもおいしく、栄養価の高い島らっきょうですが、家庭菜園でも栽培することができるのです。

しかも栽培方法はとても簡単です。

ネギやニンニクなどと一緒で、球根を10~15センチ間隔で並べていきます。

その際、あまりにも浅く植えると害虫の被害に遭いやすく、深く植えすぎるとあまり収穫できなくなりますので深さには注意して植えます。

そうすると、とてもきれいな紫の花が咲きます。

大体花が咲くのが10月下旬から11月上旬。

そして、そのまま乾燥させないように気を使いながら越冬します。

越冬している際は生育は止まっています。

翌年普通の土地では5月くらいに、暖かい土地では4月くらいに収穫ができるようになります。

まとめ

あまり見かけない島らっきょうなので、育て方がとても難しく思える野菜ですが、実はとても育てやすいし丈夫な野菜の島らっきょう。

乾燥と害虫に気を付ければプランター栽培でも作ることが出来ます。

ぜひ手軽で美味しい島らっきょうに挑戦してみてください。

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