らっきょうはカレーなどの添え物イメージがありますが、実はとてつもない栄養素があります。
うまく島らっきょうを食卓の常備薬にして毎日摂取したいものですが、どれくらい食べて大丈夫なのでしょうか。
らっきょうの栄養素
らっきょうの栄養成分はあまり知られていませんが、とてつもなく沢山の栄養素があります。
昔は薬用植物としていた野菜なのでその効果や栄養素の量は半端なく多いです。
その中でも血圧を下げてくれる作用の「カリウム」、免疫力向上や血栓予防に期待されている成分「アリシン」、身体のエネルギー作りになる「ナイアシン」などがあります。
このナイアシンは夏バテにもとても効果的な栄養素で夏にカレーを食べながららっきょうを添えるのは理にかなっているように思えます。
ビタミンB1の動きを高める効果もあります。
さらにらっきょうと豚肉を一緒に食べると、ますます効果が高まると言われています。
血をサラサラにしたり、免疫力をアップさせたりするらっきょうはぜひ食べたい食材の一つと言えるでしょう。
スーパーフード島らっきょうの注意点
栄養素の高いらっきょうだからこそ、カロリーも高いのでは?と思うかと思いますが、らっきょうの中でもローカロリー食物繊維豊富で栄養満点、野菜の中でも特にダイエット食品として注目されているのが「島らっきょう」です。
らっきょうにはフクルタンという食物繊維の一種が含まれていて、これは血糖値を緩やかに上げる作用があったり整腸作用があるのです。
しかし、このちいさならっきょうをどれくらい食べるのが理想なのでしょうか?
島らっきょうは体にいい成分を含む反面、やはり食べ過ぎると身体に負担を与えてしまいます。
一日4粒が限度になっています。
それ以上食べ過ぎると「下痢」の原因になることもあります。
島らっきょうは食物繊維豊富で整腸作用があるのですが、整腸作用がマイナスとなり下痢の原因になりかねないのです。
何事も適度を心がけ、食べ過ぎないよいうにしましょう。
らっきょうと臭い成分
食べ過ぎると下痢の他に胃粘膜を刺激し胃腸が悪くなってしまいます。
これは硫化アリルという成分が強く働くからなのですが、この成分は実はらっきょうの「臭い」にも関係しています。
島らっきょうの臭いの元は先ほど免疫力向上などに効くとしていた「アリシン」という成分にあり、このアリシンはニンニクを刻んだ場合に出てくる成分です。
特に女性はらっきょうの臭いが気になる人もいると思います。
内臓の為にも食べすぎないようにしましょう。
口臭もですが、体臭も気になるという人はらっきょうと共にほうれん草やにんじん、ブロッコリーなどの緑黄色野菜をとると体臭予防に効果があると言われているので是非試してみてください。
まとめ
その昔は中国で漢方に用いられていたほどのスーパーフードのらっきょう。
その中でもローフードでダイエットに最適な島らっきょうですが、スーパーフードな為に食べる際には注意が必要なようです。
食べる量や、食べる際の体調なとに気を付けて食べればいいことづくめの「島らっきょう」です。
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