最近とても健康で注目されている「らっきょう」。
しかしそのらっきょうも栽培や収穫方法、保存の仕方などはあまり知られておらず、カレーなどの添え物ばかりのイメージです。
そんならっきょうはどのように栽培され、どのように保存をすればいいのでしょうか?
らっきょうの植え付けと栽培
通常らっきょうの植え付け時期としては8月~9月にかけてします。
らっきょうはとても厳しい環境下でも育つとても強い野菜ですが、日当たりがよく水はけがいいところが理想です。
砂質の土壌が理想と言え、鳥取のらっきょう鳥取砂丘らっきょうは鳥取砂丘で栽培されています。
収穫時期は通常翌年の6~7月ですが花らっきょうは通常のらっきょうより一年遅らせ収穫します。
島らっきょうは植え付けから100~120日程で収穫時期を迎えます。
このように種類によって収穫時期には違いがあります。
以前は収穫はすべて手作業でしたが今は機械を使って掘り起こしています。
らっきょうの収穫
らっきょうの花は実はとてもかわいい花です。
秋になると紫色の花が咲きます。
らっきょうの花が咲き乱れると絨毯のようになりとても美しい光景です。
らっきょうの花が咲くころ鳥取県ではマラソン大会が行われるくらいです。
花の時期を過ぎると厳しい冬の時期になりますが、らっきょうはとても強い野菜の為厳しければ厳しいほど白く歯ごたえがしっかりしたらっきょうに育ちます。
収穫し、出荷時に掘り起こしたらっきょうは葉を切り取り約1センチだけ残している「根付きらっきょう」というものと、すべての根と皮まで取り除いた「洗いらっきょう」という2種類に分けられます。
特に「洗いらっきょう」は機械でなくひと玉ひと玉丁寧に作業します。
らっきょうの保存方法
生のらっきょうを保存する場合は泥付きのまま保管します。
保存方法は新聞紙に泥がついたままくるみ冷蔵庫の野菜室で保管ができます。
温かいと成長してしまうので、必ず冷蔵庫に保管してください。
さらに常温保存はらっきょうの食感を悪くします。
冷蔵庫に入れておけば一年はシャクシャクといい歯ざわりです。
らっきょうを長持ちさせるには漬けてしまうのが長期保存には向いています。
容器に保存したらできるだけ開ける回数を少なくします。
なるべく空気に触れさせないようにしましょう。
漬物は長持ちはしますが、手作りはやはり一年をめどに食べきってしまう方がいいです。
市販のらっきょうはだいぶ長い期間持ちますが、よい食感はあまり期待できません。
手作りは時間が経つと白く濁り、表面に白いものが浮いてきたりということがあります。
これはカビです。
そうなってしまった場合はすぐに捨ててしまってください。
まとめ
きちんとした保存方法で管理すると一年は美味しくいただけるらっきょう。
栽培方法もとても育ちやすく栄養価も高い健康食品のらっきょうを是非うまく食卓に取り入れて美味しいシャキシャキ感を味わいたいものです。
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